早朝の静けさ破るトラック爆発…鉄塊飛んで民家の窓に

2011年8月11日午前6時ごろ
山東省青島市で
化学薬品を積んで走行していたトラックが
青島市の四流中路から永安路にさしかかったところで
トランスミッション部分がごう音とともに爆発。各種部品と機械油を飛散させた。

金属塊の一部は約100メートル飛んだ。
かなり大きな塊が民家の窓を破壊して、寝室に飛び込んだ。
住人女性によると「家族3人が寝ていた。『バン』という音がして、
プラスチック製の網戸の枠が室内に倒れこんできた。
見ると、床の上に鉄の塊が転がっていた」、
「人の頭にでも当たったら、死んでいた」と、恐怖を語った。
鉄塊はかなりの大きさで、「重くて、持ち上げるのに苦労した」ほどだったという。

別の民家でも、爆発で飛び散った金属塊で屋根瓦が割れるなどの被害が出た。

周辺から住民が集まり、トラックを囲んだ。
しばらくして、取材の記者も駆けつけた。
トラックの運転手は「トランスミッション部分が爆発しただけ。小さな故障だ。
取材の必要はないだろう」などと言い出し、
そのうち住民に対して「だれが記者を呼んできた。
記事に書かれたら、(被害の)弁償はしない」などと大声をあげはじめた。

「弁償しない」との言葉を聞いた住民は怒りだし、警察に通報した。
警察官が到着すると運転手は急におとなしくなり、被害を弁償すると約束した。
運転手は、機械油などで汚れた路面の清掃も命じられた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0812&f=national_0812_159.shtml

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