トラック使用2日目にエンジン爆発、メーカー「もう大丈夫」

2011年6月21日
湖南省湘潭市内の会社が、
小型荷物の運送のために、江淮汽車製のトラックを約6万元(72万円)で購入した。

業務のため使い始めたのは22日。
他の都市まで生き、翌23日に帰社する予定だった。
23日午後6時ごろになり、運転手から電話がかかってきた。
途中でエンジンの調子がおかしくなり、
停車してしばらく調べていたが、特に問題は見つからなかったので、
今から会社に戻るとの内容だった。

さらに1時間ほどして、再び運転手から電話がかかってきた。
運転手は「走りはじめたら、エンジンが爆発した。破片が飛び散った」と話した。

トラックは販売店が修理した。
損害補償の交渉には1カ月以上かかった。
購入側の会社経営者によると、
最後に市当局が調停に乗り出し5000元(約6万円)という金額が決まったが、
販売店側はいろいろと理由を言って払おうとせず、
しまいには、電話にも出なくなったという。

修理したトラックは購入側に改めて納品されたが、
買ったばかりの新車が故障したことに納得できず、
再び故障したのでは仕事に大きな影響が出るため、
メーカーがアフターサービスを依頼している自動車修理会社と連絡し、
エンジンが爆発した原因の説明と車両の交換または返品を求めたところ
「いずれも、わが方のサービスの範囲ではない」と拒否された。

取材に対して販売店は、トラックの品質に問題があったことは認めたが、
「損害補償については、われわれとメーカーのどちらが支払うかで協議中。
決まらないと支払えない」と説明。
故障原因の説明や、車両の交換または返品については「江淮汽車と相談してほしい」と述べた。

江淮汽車の販売部は取材に対して
「修理が終わっているので、安心して使って大丈夫だ。もう、問題は出ない。
車両の交換や返品について、応じるつもりはない」と回答した。

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