小川が謎の連続爆発、民家燃えブドウ農園や養鶏場にも被害

2011年7月14日午後10時ごろ
四川省広安市隣水県観音橋鎮の火箭村で
村を流れる沙子河で爆発・炎上が発生した。
爆発は何度も繰り返し発生し、3人が負傷した。

午後6時ごろに川から強い刺激臭が漂っていた。
犬が意識を失って倒れたため、住人が警察に通報した。

李文興さんの家では、爆発音ともに、川に窓している窓のガラスが割れ、
炎が部屋の中に噴き出した。李さんは屋外に逃げたがズボンなどに火がついており、
隣人らが消し止めた。李さんは「中から取り出すものがある」と言い、
妻らがとめたにも関わらず、再び部屋に駆け込んだ。

しばらくして「火だるま」のようになって、部屋の中から飛び出してきた。
李さんは大やけどを負った上、持ち出した現金2万元あまりも、燃えてしまったという。
李さん一家は全財産をほとんど失った。

川沿いにある約2ヘクタールのブドウ農場でも、
炎にあぶられて収穫目前のブドウの3分の1が焼けた。
ブドウ農場に隣接する養鶏場の経営者によると
「人も肝をつぶしただけではない。
ニワトリも爆発音や衝撃波で驚いて、十数羽が死んでしまった。
卵を産まなくなってしまったニワトリもいる」という。

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