集合住宅で住人所持の雷管が爆発、建物倒壊・3人負傷

2011年7月4日午後4時半ごろ
福建省福州市晋安区池頭村内のれんがづくりの集合住宅で
石材加工業に従事する住人が自室内においていた雷管が爆発

棟続きの2階部分に住む女性によると、自室でノートパソコンを操作していたら、
まず「バン!」という大きな音が聞こえてきたという。
突然のことで何もできずに驚いていると、直後にもう1度、大きな音が響き、
建物全体がゆすぶられた。「映画を見ているようだった。
自室の窓ガラスが割れ、私をめがけて飛んで来た」という。
女性は「特に理由はなかった」が、使っていたパソコンを抱えて部屋から逃げだした。
見ると、建物の隣の部分が崩れ、炎と煙を吹き上げていたという。

近くに住む男性によると、大きな音と振動に驚き、家から飛び出した。
地面の上は、瓦礫(がれき)やガラスが散乱していた。
爆発を起こした部屋の外側にあったれんがの塀が倒れており、
しばらくすると、下から男性が這い出してきた。
歩いていた人が爆発で倒れた塀の下敷きになったと分かった。
幸いなことに大きなけがはしておらず、自力で脱出できたという。

同爆発で周囲の民家十数棟に窓ガラスが割れ、3人が負傷した。

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