セメント・タンクが爆発…内容物が噴出、作業員を直撃

2011年10月11日
安徽省合肥市内の建設現場で
作業員が、タンクにセメントを入れる作業をしていたところ爆発
噴き出したセメントを強く浴び、軽いけがをした。

やや離れた場所にいた同僚によると、くぐもった爆発音に続き、悲鳴が聞こえた。
声の方向を見ると、セメントのタンクが裂けて、内容物が激しく噴出していた。

駆けつける前にセメントの噴出は終わっており、
地面に盛り上がったセメントの中で作業員が倒れていた。
両手で頭を覆い、荒い息をしていたという。

話しかけても答えられる状態ではなかったが、
手を差し伸べて起こそうとすると、痛いと言い出した。

同僚2人が作業員を病院に連れて行った。
激しく噴出するセメントの直撃を受けて、頭や顔などにけがをしていた。
けがの個所は多いが、いずれも打撲傷で、比較的軽いという。

頭からつま先までセメントまみれになったので、
同僚らとの間で「このまま固まったら、彫像になってしまう」などの冗談も出た。

作業員によると、タンクにセメントを入れる作業をしたところ、機械が止まった。
「タンクを何度か叩くと再び動き始めたが、数秒後にタンクが爆発して、
自分目がけてセメントが激しく噴出した。体にガンガンと叩きつけられた」という。

爆発の原因は分っていない。
作業員は「どうやったら、セメントのタンクが爆発できるんだ」と不思議がっている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1012&f=national_1012_204.shtml

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