誕生ケーキのローソク爆発…「点灯の許容時間を超過」

2011年8月28日正午ごろ
湖北省武漢市内にて
ある一家が、男児の5歳の誕生日を祝うケーキを購入。
自宅に持ち帰り、ローソクを立てて点灯した。
男児が吹き消そうとした瞬間にローソクが「バン」という音とともに爆発
細かいロウのしずくを撒き散らし、男児は顔などにやけどをした。

購入者は販売店に治療費の支払いを求めたが、
販売店側は、説明書にあった「点灯後、2分以内に吹き消してください」との
注意を守らなかったために発生した「意外な事故」であり、
「わが方に責任はない」として拒絶した。

購入者は地元当局の工商部門に事情を訴えた。
工商部門は、説明書に使用上の注意が書かれていたことは認めたが、
販売店はケーキの箱の内側に説明書を貼り付けていることを購入者に告げなかったため
「一定の責任がある」として、販売店側に治療費のうち200元の支払いをするよう指導した。
販売店側も最終的に同意した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000072-scn-cn

PCモニター爆発、メーカー当惑「本体なら前例あるが……」

2011年8月下旬
浙江省内のある女性の自宅で
自宅でパソコンを起動した直後に物を取ってこようと
席を立ってパソコンを離れたとたん、背後から「バン」という爆発音が聞こえた

振り返ると、パソコンに接続したモニターが「バチバチ」という音をたてながら、
破片を飛散させて火を噴いていた。

火はパソコンを置いていた机や窓のカーテン、壁紙に燃え広がった。
部屋中に煙と焦げる臭いがたちこめ、「まるで火焔山だった」という。
女性は火を懸命にはたいて、消し止めた。
女性の叫び声を聞きつけた隣家の人も駆けつけ、手伝ってくれたという。
女性らのけがは伝えられていない。

パソコンは中国製だった。
モニターも同じメーカーの製品で、女性は一括して2008年4月に購入した。
モニターの具合は当初から悪かったが、使い続けた。
2011年5月に、使用に耐えなくなったのでメーカーの特約店で修理してもらったという。
爆発したモニターをメーカー側が調べたところ、
修理時に交換した部品は正規品だったことが分かった。
責任者は「パソコン本体が爆発したことはあるが、
モニターがこのように爆発炎上したのは初めてだ
」と首をひねった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0829&f=national_0829_197.shtml

石油関連施設が爆発・炎上…作業員の操作ミスか

2011年8月29日午前10時ごろ
遼寧省大連市にある中国石油大連石化分公司の施設内で
作業員の操作ミスで発生した静電気の火花が引火し、爆発が発生

爆発音はそれほど大きくなく、
1キロメートル離れた地点でくぐもった音が聞こえた程度だったという。
しかし炎上にともない大量の黒煙が発生した。
大連港からもよく見え、刺激臭がただよった。
今のところ、死傷者は発生していないとされる。

通話ボタンを押したら携帯電話が突然爆発、原因は高圧線か


2011年8月25日午前9時ごろ
山東省青島市で
雨漏り防止工事のため、
仲間数人と一緒に屋上に上がって作業を行っていたところ、
李さんの携帯電話が鳴り、会話を開始しようと通話ボタンを押した瞬間に突然爆発した。

爆発の影響で李さんが着ていた衣服に燃え移り、大やけどを負った。
同僚は、李さんがどのメーカーの携帯電話を使っていたのか、
どのように爆発したかなど詳しい状況はわからないと話し、
原因については、暑さや高圧線の影響ではないかと推測している。

病院に運ばれた李さんは、意識ははっきりしているものの、
やけどの面積が70%に達する重傷。
李さんは「携帯電話を高圧線の下で使ったため爆発を招いたのではないか」と話している。

電線盗もうとしてショート・爆発、気を失い捕まる

2011年2月8日午後11時ごろ
広東省広州市白雲区にて
6人組が区内の変電設備に侵入し、
はさみやドライバーなどの工具で電線を切断して盗もうとしたところ、
1人が手順を誤って電線をショート・爆発させ、その場で気を失った。
残りの5人は逃げた。

停電になったため、変電設備に多くの住民が押しよせ、倒れていた男を発見。
捕まえて警察に引き渡した。
裁判所は「民事案件付きの刑事事件」として処理し、
男に懲役5年と、電力設備の修理代約5万元(約60万円)の支払いを命じた。
同事件では200世帯以上が停電し、間接的な損害は計算できていないという。
残りの5人も捕まったが、余罪があるので別に判決を言いわたすという。

小型トラック火災、満載の爆竹が全部爆発=海南・夏休み中の学校前

2011年8月19日午後7時ごろ
海南省屯昌県で
走行中の小型トラックの前部から出火、
火は荷台部分にも広がり、積み荷の爆竹が次々に爆発した。
そのたびに爆竹は飛び散り、あたり一面に燃えかすが残った。
駆けつけた消防はまずガソリンタンクに放水して冷却して、爆発を食い止めた。
火は約1時間後に消し止められたが、トラックと満載していた爆竹は全焼した。
自動車の電気系統から出火して車体全体に火が回り、
積み荷の爆竹に引火したとみられている。

高速道路でトラック炎上、ブレーキも効かなくなり暴走

2011年7月5日午前8時40分ごろ
湖南省岳陽市内の高速道路で
自動車用の強化ガラス製品を運ぶ途中のトラックが炎上

運転手によると、
ボンネット部分から煙が出はじめたので「まずい」と思い急停車しようとしたが、
ブレーキが効かなくなっていたという。トラックはそのまま惰性で走り続けた。

しばらくして車が止まったので飛び降りた。
備え付けの消火器で火を消そうとしたが、炎の勢いは強くなるばかりだった。
消防が駆けつけたが、トラックは運転席部分と荷台の前半分が黒こげになった。

火災の原因は分かっていないが、
電気系統の故障か、タイヤが高温になり燃えだした可能性が高いという。

消火が終わるころ、現場近くで別のトラックの後輪2つが大きな音を立ててパンクした。
偶然とみられているが、
交通警察は「暑い季節に長距離を走行すると、タイヤのパンクが発生しやすくなる」として、
注意を促した。

消火用の水や消火器を装備するだけでなく、
走行前の点検や、時おり窓を開けて異臭が発生していないか確認することも有効で、
150キロメートル程度走行したら、できるかぎりいったんサービスエリアなどに車を停め、
異常がないか確認すると同時に、タイヤに水をかけて温度を下げてほしい」という。

トラック使用2日目にエンジン爆発、メーカー「もう大丈夫」

2011年6月21日
湖南省湘潭市内の会社が、
小型荷物の運送のために、江淮汽車製のトラックを約6万元(72万円)で購入した。

業務のため使い始めたのは22日。
他の都市まで生き、翌23日に帰社する予定だった。
23日午後6時ごろになり、運転手から電話がかかってきた。
途中でエンジンの調子がおかしくなり、
停車してしばらく調べていたが、特に問題は見つからなかったので、
今から会社に戻るとの内容だった。

さらに1時間ほどして、再び運転手から電話がかかってきた。
運転手は「走りはじめたら、エンジンが爆発した。破片が飛び散った」と話した。

トラックは販売店が修理した。
損害補償の交渉には1カ月以上かかった。
購入側の会社経営者によると、
最後に市当局が調停に乗り出し5000元(約6万円)という金額が決まったが、
販売店側はいろいろと理由を言って払おうとせず、
しまいには、電話にも出なくなったという。

修理したトラックは購入側に改めて納品されたが、
買ったばかりの新車が故障したことに納得できず、
再び故障したのでは仕事に大きな影響が出るため、
メーカーがアフターサービスを依頼している自動車修理会社と連絡し、
エンジンが爆発した原因の説明と車両の交換または返品を求めたところ
「いずれも、わが方のサービスの範囲ではない」と拒否された。

取材に対して販売店は、トラックの品質に問題があったことは認めたが、
「損害補償については、われわれとメーカーのどちらが支払うかで協議中。
決まらないと支払えない」と説明。
故障原因の説明や、車両の交換または返品については「江淮汽車と相談してほしい」と述べた。

江淮汽車の販売部は取材に対して
「修理が終わっているので、安心して使って大丈夫だ。もう、問題は出ない。
車両の交換や返品について、応じるつもりはない」と回答した。

病院のボイラー爆発、塀が崩れるなどで20人死傷

2011年8月20日午後4時ごろ
山西省長治市の長治人民医院(病院)で
医療用器具などを消毒する蒸気を発生する高圧ボイラーが爆発
ボイラーは5階建ての病院建物とは別のレンガづくりの小屋にあり、
爆発でレンガが飛び散った。
病棟建物の壁に穴があき、病院の敷地を囲む塀も倒れ、
下敷きになったりレンガが当たるなどで22日午後5時までに3人が死亡、17人が負傷した。

事故発生は土曜日で、
「平日だったら、病院はもっと混雑していた。さらに多くの死傷者が出た可能性がある」という。

道路爆発…行政当局「猛暑のため。各所で発生しています」

2011年8月18日午後3時40分ごろ
四川省遂寧市創新工業園区内にて
南津南路の厚さ約30センチメートルのコンクリート舗装の道路が
大きな音とともに突然爆発

路面の約2メートルが粉砕され、コンクリートの破片を周囲に飛散させた。
かなり大きなエネルギーを発散したとみられ、振動は周囲に伝わり、建物を揺らした。
ガラスが不気味な音で振動するなどで驚き、住居ビルから飛び出した人もいる。
約100メートル離れた茶館にいた人によると、
「座っていたが揺れを感じ、茶の表面の波も収まらなかったので、地震だと思った」という。
けが人の発生は伝えられていない。

遂寧市市政工程局管理課の羅国富課長によると、
同市では猛暑が続いており、
熱膨張のためにコンクリート舗装が破壊される事態が相次いでいる。
瞬間的に断裂して破片をまきちらす「爆発」だけでも3件あった。

同市では18日、最高気温が摂氏39度に達した。
南津南路で発生した「爆発」は、これまでで最も大きな規模だったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000079-scn-cn

路線バスの窓ガラスが爆発 運転士「暑かったので、窓ガラスが自爆した」

2011年8月17日午前
四川省成都市内で
成都市の「8路」バスが乗客を乗せ、人民南路を走行していたところ、
突然、「バン」という音とともに窓ガラスが砕け散った。
車内に破片が散乱したが、負傷者は出なかった。

運転士は「暑かったので、窓ガラスが自爆した」と述べた。

バス会社によると、「8路」を走るバスで同様の「窓ガラス爆発」が発生したのは、
2011年になってから3度目という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110818-00000071-scn-cn

キャブレター洗浄剤が爆発、販売店で抗議したらまた爆発

2011年8月14日
山東省済南市で
同市住民の牛広清さんは14日午後4時ごろ、
市内の自動車用品店でキャブレター洗浄剤2本を購入。
車内に置いて近くの自動車修理店に行き、キャブレターの洗浄を依頼した。
同乗していた牛さんの友人が洗浄剤を取り上げたとたんに爆発。

友人の目に洗浄剤が入ったため、牛さんは病院に連れて行き、治療を受けさせた。
その後、抗議のために洗浄剤を販売した店に向かった。
販売店には店主の妻がいた。
牛さんから残りの1本を渡され、確認している時に爆発した。
やはり洗浄剤が目に入り、治療を受けることになった。

店主の妻は「渡された1本も爆発するかもしれないと思い、
体の正面には持っていかないようにしていたが、目に入るとは思わなかった」と述べた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0818&f=national_0818_218.shtml

未明のボイラー爆発、目撃の住民「屋根破り火球が飛んだ」

2011年8月16日午前2時ごろ
貴州省都〓市(〓は「均」のつくり部分)の食肉加工施設で
ボイラーが爆発した。
ボイラーは屋根を突き破って上方に飛び出し、
爆発現場から約100メートルの地点まで、屋根瓦やレンガ、木材などの破片が飛び散った。
民家や事務所などに、飛来物で窓ガラスが割れるなどの被害が出た。
ボイラーは垂直に近い方向に飛びあがったとみられ、
比較的近い場所にある建物の屋根に落ちたのち、歩道に落下した。

目撃した市民によると、
火の玉のようだった。ミサイルのように打ち上がった」という。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0817&f=national_0817_186.shtml


マンション各世帯から電球の爆発音、家電製品次々に炎上

2011年8月14日午後5時ごろ
四川省成都市・一環路西段19号院の賃貸マンションで
各世帯で使用中の電球が爆発しはじめ、その他の家電製品も次々に火を吹いた。
住人女性によると、食事のしたくをしている時に
電球が普段の何倍にも明るくなり次の瞬間に爆発した。
同時に、通電中の電気炊飯器も青い煙を出しはじめた。

その他の世帯も同様で、電球だけでなく
扇風機が煙を出した
テレビが火を吹いた
冷蔵庫が燃え出した
パソコンもやられた
などの訴えが相次いだ。

何らかの理由で、
家庭用のコンセントに高い電圧がかかったためとみられる。
修理作業員を呼んだが「今日は修理できない」と言い、引き返した。
15日も「まだ電気は使えません」との通知があり、住民は再び暗く不便な夜を過ごした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110816-00000060-scn-cn

人工降雨ロケット弾が民家に着弾…屋根突き破り洗面器に命中

2011年7月5日夕方
甘粛省蘭州市西固区の何さんの家にて

夕食を終えて、妻が台所で食器を洗っていると、
屋根を突き破って金属のかたまりが落ちてきた。
金属のかたまりは、
そばに置いていたプラスチック製の洗面器のちょうど中央部分を貫いた。
砲弾のように見えたので、何さんは驚いて警察に通報。
駆けつけた警察官は、軍用の砲弾ではなく、
人工降雨用のロケット弾なので、気象部門に連絡するよう告げた。
何さん宅を訪れた市気象局の職員は、
人工降雨用ロケット弾の残骸(ざんがい)に間違いないと確認。
気象局が何さんに損害賠償金5000元(約6万3000円)の損害賠償を支払うことで決着がついた。
人工降雨用ロケット弾は上空で内容物を散布した後には落下傘が開いてゆっくりと降下させ、
地上に被害を与えない構造になっているが、
火薬の燃焼で落下傘をつけるひもが焼けきれ、速い速度で地上まで落下したとみられる。

人工降雨用ミサイルが民家に着弾、屋根破り室内で爆発

2011年5月
湖南省湘西トゥー族ミャオ族自治州鳳凰県で
人工降雨用ミサイルが民家に落下し、屋根を破って室内で爆発していたことが分かった。

事故発生は5月20日午後4時ごろ。
鳳凰県に住む銭さんが、急に気温が下がったので、
暖炉に火を入れて部屋を暖めていたところ、
天井から長さ約1メートルの円筒形の物体が天井を突き破って室内に落下し、
暖炉のところで爆発した。
暖炉は砕け、火が飛び散った。
そばにあった食器類も粉々になって散乱した。
壁には、さまざまな破片がぶつかった小さな穴が、無数にできた。
爆発で、そばにいた銭さんの母親と息子が負傷した。
銭さんの母親は12日間入院し、現在も通院治療を続けている。
銭さんの息子も、聴覚が正常に戻っていないという。
銭さん宅内で爆発したのは気象局が打ち上げた人工降雨用ミサイルだった。
県気象局は、打ち上げたミサイルが正常に飛行せず、
銭さん宅に飛び込んで爆発したと認めた。

しかし銭さんによると、やってきた気象局職員は
「6月末までに住居の修理代や人的被害についての補償を行う」と説明したが、
その後、支払いの連絡はないという。
銭さんは「家については、じぶんで修理したからよい」が、
“うやむや”にされることを恐れている。

鳳凰県気象局の関係者は事故発生に備えて、保険会社と契約していると説明。
「現地に足を運ぶだけでも時間がかかる」ため、
保険会社の被害調査と関係手続きが遅れたという。
同関係者は「8月末までには、支払いを終えることができると思う」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000063-scn-cn

宅配便会社で爆発…容疑者つかまる「報復目的だった」

2011年8月14日午後5時40分ごろ
浙江省杭州市内の宅配便会社で爆発が発生
爆発が発生した事件について、
同市警察当局は15日午後7時半、容疑者の男1人の身柄を拘束した。
男は犯行を認め、「報復の目的で、前の雇用主に爆発物を送った」などと話した。

男は楽器を扱う会社で働いていたが、
経営者と揉めごとを起こし、昨年8月に退職した。
恨みに思い“報復”のために花火や爆竹の火薬を使って爆発物を作り、送りつけたという。
宅配便会社で爆発したのは「不慮の事態」だったという。

警察は男を、取調べのための「刑事拘留」として、事件の全容解明を進めている。

2日で故障3回…停電・爆発音・原因不明の停車

2011年8月14日午前10時半ごろ
広東省広州市にて
体育西路駅の手前を走っていた電車が、正常に運転できなくなった。
異常に遅い速度で同駅に進入し、停車位置に止まるにも手間取ったという。
同駅を出発後も同電車は速度を上げられず、しばしば停車しながら次の駅についた。地下鉄会社側は同電車の運行を断念し、待避線に誘導した。故障の原因は調査中という。

同日午前11時半ごろ、
越秀公園駅の手前を走っていた地下鉄2号線の車内に「爆発音」が鳴り響いた。
同時に、トンネル内に火花が飛び散るのが見えた。
パンタグラフの碍子(がいし)の不具合によるショートだったという。
越秀公園駅でいったん全乗客を降ろしたが、何かがこげた強い臭いがしていたという。
地下鉄会社は同電車に応急処置を施した上で、運行を続行させた。

15日午前10時半ごろには、地下鉄2号線の一部区間で停電が発生した。
照明が消え、空調が止まった駅もあった。
地下鉄会社によると、外部からの電圧が変動したためで、
信号システムも作動しなくなった。しばらくして電力供給が安定を取り戻したので、普及した。

早朝の静けさ破るトラック爆発…鉄塊飛んで民家の窓に

2011年8月11日午前6時ごろ
山東省青島市で
化学薬品を積んで走行していたトラックが
青島市の四流中路から永安路にさしかかったところで
トランスミッション部分がごう音とともに爆発。各種部品と機械油を飛散させた。

金属塊の一部は約100メートル飛んだ。
かなり大きな塊が民家の窓を破壊して、寝室に飛び込んだ。
住人女性によると「家族3人が寝ていた。『バン』という音がして、
プラスチック製の網戸の枠が室内に倒れこんできた。
見ると、床の上に鉄の塊が転がっていた」、
「人の頭にでも当たったら、死んでいた」と、恐怖を語った。
鉄塊はかなりの大きさで、「重くて、持ち上げるのに苦労した」ほどだったという。

別の民家でも、爆発で飛び散った金属塊で屋根瓦が割れるなどの被害が出た。

周辺から住民が集まり、トラックを囲んだ。
しばらくして、取材の記者も駆けつけた。
トラックの運転手は「トランスミッション部分が爆発しただけ。小さな故障だ。
取材の必要はないだろう」などと言い出し、
そのうち住民に対して「だれが記者を呼んできた。
記事に書かれたら、(被害の)弁償はしない」などと大声をあげはじめた。

「弁償しない」との言葉を聞いた住民は怒りだし、警察に通報した。
警察官が到着すると運転手は急におとなしくなり、被害を弁償すると約束した。
運転手は、機械油などで汚れた路面の清掃も命じられた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0812&f=national_0812_159.shtml

ペットボトル爆発…自家製ワイン容器、専門家「方法に問題」

2011年8月10日
江蘇省南京市の民家で
2週間ほど前に、70歳を過ぎた父親のために、
娘がワインを作ろうとペットボトル内にブドウと砂糖を入れ、
栓を閉めて客間に置いていたところ、10日になって爆発
した。

南京金陵飯店で西洋料理副総監督を務める葛達林氏は、
「発酵により二酸化炭素が発生する。
圧力が高すぎると容器が爆発する恐れがある」などと説明。
ペットボトルを爆発させた女性が、ブドウをいっぱいにつめ、
栓を固く締めておいたことに触れ、
「ブドウを入れるのは瓶の3分の2ぐらいにとどめる。
栓を完全にしめて密閉するのも危ない。注意してほしい」などと紹介し、
ブドウの皮の除去の仕方や、
発酵が完全に終わってから容器を密封するなどの方法を披露した。

記事は「ガス爆発や自動車の爆発は時おりあるが、
ワインの爆発はあまり聞かない
」とした上で、
「実際には2010年9月14日に河南省洛陽市内、
同月17日には四川省南充市内の家庭で、
自家製ワインを作っていたペットボトルやガラス瓶が爆発した例がある」と紹介した。

中国では日本のように酒税法などにもとづく管理が厳しくなく、
自家製の酒をつくる家庭も時おりみられる。
「原料に何を使っているかが分かり、比較的安価」であることが理由という。

油田施設内のケンタッキーフライドチキン店舗で爆発

2011年8月7日午後2時ごろ
河北省滄州市、華北油田施設内の
ケンタッキーフライドチキン店内で爆発が発生

店が設置した「子ども広場」のすぐ近くには、大音響が鳴り響いた。
店内には火薬臭がたちこめ、子どもらが泣き出し、大人の怒号が飛び交うなど、
現場は混乱した。床にはちぎれた電線のようなコードが散乱していたという。
同爆発で、けが人の発生は伝えられていない。

警察が駆けつけ、目撃者に事情を聞くなど、捜査した。
華北石油冀中公安局の幹部は9日午前、
「客のひとりが爆竹を持ち込み、注意せずにあつかったために爆発したと判断した。
爆竹を持ち込んだ客も特定できた。詳しくは、現在も捜査中」と述べた。

日系企業で爆発、1人負傷…研修中の操作ミス

2011年8月8日午後1時50分ごろ
江西省南昌市南昌県の日系独資企業の武蔵野化学(中国)有限公司で
同社が実施していた研修中の操作ミスが原因で
強化ガラスのタンク内にあったメタノールに引火し、同タンクが爆発
1人が負傷した。
同社は8月2日に通常の操業を停止し、従業員らの定期研修を行っていた。

新華社の記事は、
武蔵野化学(中国)有限公司を
「世界最大の高品質乳酸製造メーカである武蔵野化学研究所が2000年に独資で設立。
武蔵野化学(中国)の製品は食品や飲料、化粧品などに使われている」などと紹介した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0810&f=national_0810_183.shtml

パルプ工場で大爆発…消火設備なし、出火であわててミス

2011年8月3日
浙江省寧波余姚市内のパルプ工場で
工場に所属する運転手が原料のひとつである酢酸ビニールをタンクローリーで搬入し、
パイプで工場のタンクに注入していたところ、パイプ部分から出火。
運転手があわててパイプをタンクから引き抜いたところ、火はタンクに燃え移り、
運転手は逃げたが、タンクは爆発した。

工場から数百メートル離れた路上にいた住民男性によると、
ごう音が鳴り響いたので、腰を抜かしそうに驚いた。
工場内での爆発と分かったので、様子を見に工場に向かって走った。
正面から熱い空気の壁のような風が吹いて来て体に当たり、
同時に頭がくらみそうな刺激臭が立ち込めたという。
タンクが爆発したため、タンクを設置していた倉庫全体の屋根が吹き飛び、
上空に向って炎が伸びた。一時は地上から30メートルほどの高さに吹きあげた。
火は別のタンクにも燃え移り、倉庫から数十メートル離れた場所まで、草が焦げた。
消防自動車計11台が駆けつけ、約4時間をかけて鎮火に成功した。

消防隊員によると、
「燃えている2つのタンクの横に、もうひとつ大きな化学薬品のタンクがあった。
もしも燃え移っていたらどうなったか、想像することすらできない」と述べた。

現場検証をした消防により、
同工場は危険物を扱っているにかかわらず、
最低限の消火施設、器具も備えていなかったことが分かった。

消火栓や防火砂、消火器などがまったくなく、
「火が出た後は、消防が到着するまで眺めているしかない状態」だったという。
同事故で、死傷者は出なかった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0805&f=national_0805_222.shtml

ベッドの下で爆発、寝ていた男性15m吹き飛ばされる

2011年8月3日午後11時ごろ
貴州省紫雲ミャオ族プイ族自治県洞口村の仮設小屋で
21歳の男性1人が寝ていたところ、ベッドの下で爆発が発生
男性は屋外に約15メートル吹き飛ばされ、右足などを骨折した。
仮設小屋そのものも、屋根が吹き飛ぶなど大破した。

同爆発で、約600メートル離れた民家にも、窓ガラスが割れるなどの被害が出た。

爆発原因は不明だが、「何者かが爆薬を仕掛けたのではないか」という人もおり、
警察は事故と事件の両面から捜査を進めている。