屋外の変圧器燃える…電力会社無策、見守る人の前で爆発

2011年10月28日午後7時ごろ
安徽省合肥市包河区内の鮮花店にて
屋根部分に設置された変圧器が燃え出した。
周辺住民が電力会社に通報したところ、しばらくして係員2人が来たが、
変圧器が燃えている様子を見るだけで引き上げた。

しばらくすると火の勢いが激しくなったので、住民らは電力会社に改めて通報した。
再び係員2人が来たが、やはり何もせずに帰っていった。

29日午前0時ごろ
火の勢いは極めて強くなった。
周辺に火花をまきちらし始め、
最後には強烈な青白い光と大きな音を出して爆発を繰り返した。
それまでにも多くの人が道路に出て変圧器の燃える様子を見ていたが、
事態の急変に驚き、家から飛び出してくる人もいた。

29日午後1時半ごろ
爆発は下火になった。鮮花店は無人だった。
電力会社の係官は鮮花店に入って内部を確認し、変圧器の様子を調べた。

現場では、雨が降っていた。
電力会社の担当者は「おそらく、変圧器の内部に水が入って回路がショートしたので、
連続爆発が発生したのだろう」と説明した。
現場周辺での電力供給29日午前11時ごろまでに回復した。
電力会社は事故の原因を調べている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1031&f=national_1031_221.shtml

ひまつぶしに銃をいじってたら爆発、散弾飛び散る

2011年9月25日重慶市栄昌県で
男性が自宅の倉庫を整理していたところ、古い銃を発見。

鴨などを撃つために、かなり昔に自分で作ったもので、すっかり忘れていたという。
中に火薬と散弾をまぜて装填(そうてん)していたことも、記憶になかった。

特にいそいでやる仕事もなかったので、しばらくいじっていたところ、爆発。

男性は頭部がしびれるような衝撃を受けた。
男性の妻が大きな音に驚き駆けつけた時、男性は顔や頭から血を流して倒れていた。

幸いなことに自家製の火薬で爆発力が弱く、
当たったのが散弾だったため大出血もなく、男性は一命を取り留めた。
しかし古くて錆(さ)びた散弾で傷を負ったため、傷が化膿した。

男性は手術で頭や顔にめりこんだ散弾約100発を摘出した。
まだ20発程度が残っているが、手術が危険な場所にあるため、そのまま残した。

病院側は「正常な生活ができるまでに回復した」と判断し、退院に同意した。
今後は観察を続けながら、残りの散弾の処置を考える。
そのまま摘出しない可能性もあるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1027&f=national_1027_237.shtml

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スーパーで爆発…噴き出す煙、飛び散るマントウ

2011年10月23日午後4時半ごろ
遼寧省瀋陽市内のスーパーマーケット「大強福ショッピング・センター」内で爆発が発生
売り場のそばにある1室から煙と炎が噴き出し、買い物客や店員がわれ先に逃げた。
果物やマントウが道路に飛び散るなど現場は混乱した。

同店の敷地面積は約1000平方メートル。
店の近くにいた人などによると、まず爆発音が鳴り響き、
比較的高齢の女性1人が顔を覆いながら店内から全速力で走り外に出てきた。
続いて、東、西、北と3カ所ある入り口から買い物客や店員が一斉に走り出てきた。
すでに店の内部は炎と煙に包まれていたという。

建物内の売り場とは別の小さな部屋で経営者と妻が夕食を作っていたところ、
ボンベから漏れたガスに引火して爆発が発生したとみられている。
部屋は建物西側におり、鍋や椅子などが道に吹き飛ばされた。

店の入り口近くにあった店入り口付近にあったマントウ(中国式の主食用蒸しパン)が
蒸し器ごと外の道路に倒れ、マントウが道路に飛び散った。
栗やブドウなども地面に散乱した。窓も、窓枠ごと道路に吹き飛ばされた。

店で買い物をしていたのは十数人だった。
店の北側には集合住宅があり、日曜日夕方だったので多くの人が家にいた。
爆発の轟音に驚いて家から飛び出した人も多いという。

消防車20台が駆けつけ消火作業を行った。
約1時間後に鎮火したが、店はほぼ全焼した。
消防は爆発と火災の詳しい原因と経過を調べている。

同爆発と火災で、経営者の妻が頭や顔と手にやけどを負った。他に負傷者は出なかった。

浄水器…購入後何度も故障、最後は修理後1時間で爆発

2011年10月16日午後
山東省斉南市内のマンションの一室にて
住人の女性が2年前に購入した浄水器が何度も故障を繰り返し、
前にも修理してもらったのだが、
その後も水が漏れるなどの問題が出たので、
16日にも修理に来てもらった。

スタッフが修理を終え、引き上げた1時間後に爆発

急いで駆けつけると、修理を終えたばかりの浄水器がばらばらになって飛び散っていた。
浄水器を置いていた調理台には大きな穴が空き、
厨房全体に木くずのようなものが降り注いでいた。

連絡を受け修理スタッフはすぐに引き返してきたが、
「爆発した部品は他の工場が供給したもので、自分に爆発の原因は分からない」と述べた。

女性はメーカーの苦情受け付けに何度も電話をしたが、
だれも出ない状態が続いている。

修理スタッフには連絡できる。
修理スタッフは「自分は社員ではなく契約して修理業務を請け負っているだけ。
製品の品質など詳しいことはわからない」と説明した。

修理スタッフは女性に、メーカー側責任者の電話番号を告げたが、
苦情受け付け係りと同様に、電話をかけてもだれも出ない。

メーカー側は修理スタッフを通じて、
女性に対して「問題を起こした浄水器を引き取り、代金を払い戻す」と申し込んだ。
女性は納得していない。

女性は「この浄水器を売った相手は私だけではないでしょう。
ほかの人の家でも爆発したらどうするのですか。メーカーの姿勢は許せない」
「お金は戻してくれなくてかまいません。メーカーの責任者が私の家まで来て、
状況をきちんと確認して爆発の原因を説明することを求めます」と主張している。

女性は、「返金だけで問題をうやむやにするならば、消費者に対して極めて無責任な行為だ」
として、今後もメーカーを追究する考えだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1019&f=national_1019_207.shtml

セメント・タンクが爆発…内容物が噴出、作業員を直撃

2011年10月11日
安徽省合肥市内の建設現場で
作業員が、タンクにセメントを入れる作業をしていたところ爆発
噴き出したセメントを強く浴び、軽いけがをした。

やや離れた場所にいた同僚によると、くぐもった爆発音に続き、悲鳴が聞こえた。
声の方向を見ると、セメントのタンクが裂けて、内容物が激しく噴出していた。

駆けつける前にセメントの噴出は終わっており、
地面に盛り上がったセメントの中で作業員が倒れていた。
両手で頭を覆い、荒い息をしていたという。

話しかけても答えられる状態ではなかったが、
手を差し伸べて起こそうとすると、痛いと言い出した。

同僚2人が作業員を病院に連れて行った。
激しく噴出するセメントの直撃を受けて、頭や顔などにけがをしていた。
けがの個所は多いが、いずれも打撲傷で、比較的軽いという。

頭からつま先までセメントまみれになったので、
同僚らとの間で「このまま固まったら、彫像になってしまう」などの冗談も出た。

作業員によると、タンクにセメントを入れる作業をしたところ、機械が止まった。
「タンクを何度か叩くと再び動き始めたが、数秒後にタンクが爆発して、
自分目がけてセメントが激しく噴出した。体にガンガンと叩きつけられた」という。

爆発の原因は分っていない。
作業員は「どうやったら、セメントのタンクが爆発できるんだ」と不思議がっている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1012&f=national_1012_204.shtml

アドバルーン爆発…武漢から江蘇に飛来、住民がつかんだ途端

2011年10月8日午前9時半ごろ
江蘇省〓陽市戴埠鎮の農村部で(〓はさんずいに「栗」)
40代の住民2人と70代の住民1人が農作業をしていたところ、アドバルーンが飛来した。

仕事の手を休めて汗をぬぐっていた1人がアドバルーンから下がっていたひもをつかんで、
脇にのけようとした途端に「バン」という大きな音が響かせて爆発
3人はなぎ倒された。いずれも顔などにやけどを負い、病院で治療を受けた。

アドバルーンに吊るされていた垂れ幕から、
湖北省武漢市で10月1日に行われた不動産販売促進会で使われたものと分った。
アドバルーンはおよそ7日間をかけて500キロメートルあまりを飛んでたどりついたことになる。

業界関係者によると、アドバルーンには水素やヘリウムを使うが
「(中国で)ヘリウムを使う人はまずいない。高価だからだ」という。

係留索が切れて飛んでいった場合、
「たいていは上空に昇り、周囲の気圧が低下するので破裂してしまう」が、
ガスが抜けて落下する場合もある。
再利用できる場合が多いので、業者は回収に努めているという。

中国では4月18日、
四川省から貴州省まで約750キロメートル流されたアドバーンが爆発して、男性1人が負傷した。

2010年11月17日には重慶市上空で、
着陸体勢に入った旅客機が滑走路上にアドバルーンが漂っているのをを発見して回避した。
回避しきれなかった場合、エンジンに吸い込んで爆発した可能性がある。

日本では5月1日、
別府湾で中国から飛来したとみられるアドバルーンが浮いているのが見つかり、警察が保管した。
拾得物として扱ったが、ガスを抜いて安全な状態にしたという。

当局が消費者に警告「冷蔵庫も熱中症、爆発・炎上が増加」

2011年10月
福建省龍岩市工商局は冷蔵庫の爆発・炎上が多発しているとして、
消費者に注意を呼びかけた。
暑い日が続いていることから、冷蔵庫も「熱中症になる」と考えてほしいという。

同工商局で商品や製品を巡る消費者の苦情解決を担当する
12315指揮センター名義で、消費者に警告した。
同センターによると、
気温が高い時期は使用頻度が高い家電製品の問題が容易に発生する。
調査によると、家電修理センターなどでは修理件数が増加した状態だ。

センターに寄せられる苦情や訴えも増加し続けている。
冷蔵庫が炎上や爆発した案件も多い。

同センターによると、冷蔵庫は24時間作動しつづける家電製品であり、
ドアの開け閉めが多い場合、圧縮機の出火に結びつく。
できるだけドアの開け閉めを少なくすることが、冷蔵庫の「保養」にとって重要という。

夏から秋にかけては、冷蔵庫内の結露も発生しやすい。
野菜や果物はラップに入れて保存し、結露を防いでほしいという。

同センターは、夏から秋にかけて発生しやすい冷蔵庫の爆発や炎上を
「熱中症」と表現して、注意を呼びかけた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1007&f=national_1007_275.shtml

学校の駐輪場で電動バイク爆発、十数台が巻き添え炎上

2011年9月28日
広西チワン族自治区南寧市の卓立小学校で
駐輪場に停めていた電動バイクが爆発・炎上
自転車やオートバイ十数台と自動車1台が巻き添えで燃えた。

学校のななめ向かいにあるマンション警備員が事故を発見した。
最初に「バン、バン」という爆発音が聞こえ、しばらくして駐輪場が大きく燃え上がった。
「かなり激しく燃えた」という。爆発発生時、近くに人はおらず「自燃現象だろう」という。

爆発発生は9月28日午後1時ごろで、
学校職員が20分ほどで消し止めた。爆発・炎上の原因は分っていない。負傷者は出なかった。

同事故に絡み、電動バイクを販売する業者は「燃え出す可能性はきわめて低い」と説明した。
ただし、過度な充電、電池の過熱、乾燥した天候の場合、
接触不良などで、爆発・炎上することは考えられるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1005&f=national_1005_197.shtml

食事中の一家が飛び上がる…使用を終えたガスレンジ爆発

2011年10月3日午後8時半ごろ
湖北省武漢市内の住宅でガスレンジが爆発
応接間で食事をしていた一家4人が飛び上がるほど大きな音だったという。

主婦によると、夕食を作るために、午後8時10分ごろからガスレンジを使った。
炒め物2品とスープだけだったので調理はすぐに終わり、
料理を応接間に運び、一家4人で食べ始めた。

食事中に台所で突然、轟音が鳴り響いたので、4人は飛び上がるほど驚いた。
台所に駆けつけると、ガスレンジの上半分が吹き飛んでいた。
調理を終えた時にガスの元栓も閉めており、思いもよらない爆発だったという。

ガスレンジは、換気扇、食器消毒機との3点セットとして2009年5月に武漢市内で購入した。
一家はメーカーに連絡して、損害賠償の交渉をするという。

中国・大連のレストランで爆発、1人死亡

2011年9月30日夜
中国東北部最大の経済都市・遼寧省大連郊外で
改修中のレストランが爆発
1人が死亡、多数が負傷した。

現場は住宅街で、数十軒の住宅の窓ガラスが割れた。
地元公安当局が爆発原因を調べている。