江蘇省〓陽市戴埠鎮の農村部で(〓はさんずいに「栗」)
40代の住民2人と70代の住民1人が農作業をしていたところ、アドバルーンが飛来した。
仕事の手を休めて汗をぬぐっていた1人がアドバルーンから下がっていたひもをつかんで、
脇にのけようとした途端に「バン」という大きな音が響かせて爆発
3人はなぎ倒された。いずれも顔などにやけどを負い、病院で治療を受けた。
アドバルーンに吊るされていた垂れ幕から、
湖北省武漢市で10月1日に行われた不動産販売促進会で使われたものと分った。
アドバルーンはおよそ7日間をかけて500キロメートルあまりを飛んでたどりついたことになる。
業界関係者によると、アドバルーンには水素やヘリウムを使うが
「(中国で)ヘリウムを使う人はまずいない。高価だからだ」という。
係留索が切れて飛んでいった場合、
「たいていは上空に昇り、周囲の気圧が低下するので破裂してしまう」が、
ガスが抜けて落下する場合もある。
再利用できる場合が多いので、業者は回収に努めているという。
中国では4月18日、
四川省から貴州省まで約750キロメートル流されたアドバーンが爆発して、男性1人が負傷した。
2010年11月17日には重慶市上空で、
着陸体勢に入った旅客機が滑走路上にアドバルーンが漂っているのをを発見して回避した。
回避しきれなかった場合、エンジンに吸い込んで爆発した可能性がある。
日本では5月1日、
別府湾で中国から飛来したとみられるアドバルーンが浮いているのが見つかり、警察が保管した。
拾得物として扱ったが、ガスを抜いて安全な状態にしたという。
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