新車購入祝いの爆竹で爆発 車どころか家も焼失

2011年12月27日
中国・陝西省宝鶏市で、
住民が新車購入を記念して爆竹を鳴らしたところ周囲に引火
車と家が燃えた

消防隊が駆け付けたときには新車はすでに骨組みだけを残して焼けていた。
爆発による引火のために複数の場所から火の手があがっており、消火作業は難航。
出火から約1時間後にようやく消し止められた。
清庵堡村は中国最大手のチタン加工企業である宝鶏チタングループ本社付近にあり、
火事を出した住民もチタン加工関連の工場を営んでいたものと思われる。

職員宿舎7世帯で同時爆発…ガスメーター轟音とともに

2011年12月6日午後0時40分ごろ
貴州省貴陽市宝山北路にある新華印刷廠職員宿舎で
7世帯のガスメーターがほぼ同時に爆発
同爆発で住人数人が負傷した。

ガスメーターは各世帯の厨房に取り付けられていた。
住人のひとりによると、爆発時には厨房にいなかった。
轟音(ごうおん)に気づいて厨房に駆けつけると、
置いてあったガラステーブルが粉砕されていた。ガスメーターは吹き飛び、
ベランダの欄干(らんかん)に引っかかっていたという。
ガスメーターの近くの棚においていた洗剤などの容器が一面に散乱していた。

別の住人女性によると、食器を洗おうとして蛇口をひねり、
湯沸かし器の点火の具合を確認しようとした時、
耳を裂くような「バン」という音がして、同時に固いものが飛んできて顔面に当たった。
事故後に駆けつけたガス会社の職員が病院まで付き添ってくれたが、
顔に2針縫うけがを負った。
ガス会社が原因を調べている。 

下水道爆発…マンホール蓋吹き飛び自動車十数台が大破

2011年12月6日午後5時半
重慶市内の馬家岩建材市場入り口付近の歩道で
轟音とともにマンホールの蓋(ふた)十数個が一斉に吹き飛んだ。
次の瞬間、吹き飛ばされたマンホールの蓋が駐車していた自動車の上に次々に落下。
自動車数十台が大破、歩道の路面には凹凸ができた。

近くで、たばこを販売する屋台を出していた男性によると、
最初に「ドカン」という大きな音が聞こえ、その直後にマンホールの蓋が一斉に、
上空に向けて飛び上がった。路面も裂けたという。

行政側の発表によると、地下を通していたガス管からガスが漏れ、
下水道内に充満した。ガスは電力ケーブルを通している管にも進入し、
何らかの原因で引火して爆発したという。
爆発発生時に周辺に歩行者などはおらず、死傷者は出なかった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1209&f=national_1209_057.shtml

中国で大規模爆発事故 / 事故現場は壊滅状態、死者7名負傷者200名以上か



2011年11月1日午前
中国の内陸部貴州省福泉(ふくせん)市で
約70トンの火薬を運送中のトラック2台が修理工場に入ったとき突然爆発
現場周辺の建物はガラスがほとんど吹き飛ばされ、
周辺に停められていた車は激しく変形。

現場に居合わせた市民によると、突然視界が真っ白になり人々は倒れ
次の瞬間、何もかも吹き飛ばされていたという。
また爆発の瞬間、立ち上る黒煙を見たという市民もいた。

事故原因については調査中で、詳細についてはまだ報道されていない。

関連
http://news.sina.com.cn/c/2011-11-01/175223397851.shtml 


貴州で爆薬70トン爆発事故「需要急増に伴う安全への警鐘」

中国貴州省福泉市で1日、民用爆薬の輸送車が爆発して300人以上の死傷者を出した。
中国網は需要が急増中の民用爆薬業界における「安全に対する警鐘だ」と伝えた。
現地時間1日午前11時30分ごろ、
同市内の修理工場で計70トンの爆薬を積んだ自動車2台が爆発した。
午後10時現在で8人の死亡を確認、約300人が重軽傷を負ったと伝えた。

事故発生後、政府や省が負傷者救助とともに原因究明に全力を尽くすよう指示を出し、
現在事故調査作業が行われている。ある市場アナリストによると、
今回の事故には爆薬の生産、運送に加えて修理工場、
ガソリンスタンドなど大事故につながる要素が多数存在しており、
原因の特定には時間がかかる可能性があるという。

今回の事故について、国が民用爆薬業界に対して厳しい許可制度をとっていることから、
「民用爆薬の爆発事故は近年まれだった」と伝えた。
一方で、「西部大開発」政策やインフラ建設推進によって西部地区では爆薬需要が過熱、
業界が急成長していたことも指摘。

「業界の安全生産経営に対して警鐘を鳴らしたことは間違いない」と論じるとともに、
今後生産や運送に関する検査がより一層厳しくなるだろうとする業界関係者のコメントを紹介した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1102&f=national_1102_043.shtml

マンション1階テナントでガス爆発か、7人死亡31人負傷

2011年11月14日午前7時ごろ
陝西省西安市郊外にあるマンション「嘉天国際公寓」の1階部分にある
飲食物販売店のテナントで液化ガスのもれによるとみられる爆発が発生。

店舗周辺でバスを待つ人や通行人らを含む7人が死亡、31人が負傷した。
周辺の車は爆風で約10メートル吹き飛んだ
現地の捜査機関は、今回の事故を、液化ガスのもれによる爆発と見て捜査を進めている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1114&f=national_1114_097.shtml

魚雷か…浜辺で正体不明の物体叩いて事故、4人が死傷

2011年10月17日午前10時ごろ
福建省晋江市の砂浜で正体不明の物体が爆発
1人が死亡、3人が負傷した。近くの建物や漁船にも被害が出た。

この物体は
漁民が2010年10月に引き上げたもの。
貝殻などでびっしりと覆われており、
知らせを受けた武装警察も調べたが「正体不明」として放置した。
物体はそのまま、砂浜に置かれていた。

17日になりくず鉄として売れないかと考えた男性が、
たたくなどして様子を調べていたところ爆発した。
物体の「正体」についての公式発表はないが、
形状などから「魚雷ではないか」との見方が出ている。

暖房用熱水パイプが破損…道路に噴出、1km「湯の川」に

2011年11月23日午後6時ごろ
北京市通州区内の道路で
地下に敷設した地域暖房用の熱水を通すパイプが破裂
午後8時ごろまでには約1キロメートルの「湯の川」が出現した。

警察官が両端に詰め、車両や通行人に対して
「ここから先は、全部熱湯。通れません」などと説明して迂回(うかい)を求めた。
制止を無視して強引に歩いて通ろうとした女性1人がやけどをして、病院に運ばれた。
パイプが破裂したことで、周辺の約1000世帯で暖房が使えなくなった。
管理責任者によると、修理を急いでおり24日中の復旧を目指すという。
ほぼ同じ場所で、10日ほど前にも熱水を通すパイプが破裂する事故があったばかり。

武漢の建設銀行前で爆発…2人死亡・10人以上負傷…事件性濃厚


2011年12月1日午後5時半ごろ
湖北省武漢市内の中国建設銀行支店前で爆発が発生

銀行の前に置かれていた「正体不明物」が爆発したとされる。
「犯人1人が銀行の門前に爆発物を置き、その直後に爆発した」との目撃情報もある。
状況からみて、何者かが故意に爆発を発生させた「事件」である疑いが濃厚だ。
中国では5月26日、
当局の土地徴用などに不満を持った男が政府建物など
3カ所で爆発を起こす事件が発生した(江西省)。
2010年7月30日は、税務署で爆破事件が発生した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1202&f=national_1202_032.shtml


続報
12.1爆破事件…容疑者特定・捜査協力に賞金10万元

湖北省武漢市内の銀行前で1日に発生した爆破事件で、警察当局は7日、
容疑者に加えて使用していたオートバイも特定できたとして車種や画像を公開し、
市民に対して捜査協力を呼びかけた。
容疑者逮捕に結びつく情報提供に対しては、賞金10万元(約123万円)を支払うという。
中国新聞社が報じた。

同事件について、湖北省出身の王海剣容疑者(写真)が指名手配された。
王容疑者は1987年2月27日生まれの24歳。
警察は写真とともに、身長や歯の特徴、唇の縫った跡など身体上の特徴を詳しく発表した。
使用していたオートバイについては
車種と「白色だが、シールを貼って黒いバイクに見えるようにしていたことがある」などと説明した。

警察は、容疑者や犯行時に使用したとみられるオートバイを発見した場合、
ただちに通報してほしいと求めた。
容疑者逮捕に結びつく情報提供に対しては、賞金10万元(約123万円)を支払うという。

iPadの背面パネル加工工場で爆発、57人がけが

2011年12月17日午後3時40分ごろ
上海市松江区内にある米アップル社のタブレットPC「iPad」の背面パネルの
生産・加工などを請け負う「日騰電脳公司」4階の作業現場で爆発が発生

死者は出なかったが、作業員など57人が病院に運ばれた。

出火原因などは分かっていないが、
作業現場にあるアルミニウムの粉が何らかの原因で爆発に結びついたと見られている。
爆発による火災で、作業現場約10平方メートルが焼けたという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1219&f=it_1219_015.shtml

激辛料理店で爆発、椅子もテーブルも道路に吹き飛ぶ

2011年11月2日
広東省江門市蓬江区内の飲食店「重慶砂鍋酸辣粉麺」で爆発が発生
厨房で火災が発生し、ガスボンベが爆発した。


重慶料理は四川料理の系統で、鍋料理などが有名。
他の都市でも、激辛を売り物にする重慶料理店は珍しくない。

2日の事故では、まずガスホースが火を噴き、周辺の雑物にも燃え移った。
しばらくして「大爆発」が発生したという。
爆発の衝撃波で、鉄製の防犯扉が十数メートルも吹き飛ばされた。

窓ガラスもすべて粉々になり、
店の前の大通りには店内から飛び出した椅子やテーブルなどが散らばった。

駆けつけた消防が「決死の突入」を行い、ガスの元栓を閉め、
残りのガスボンベを店外に運び出し、再爆発を防いだ。突入する隊員を、
他の隊員が放水で応援したという。

老朽化したホースからガスが漏れて引火。
厨房内が火災になり、温度上昇でガスボンベの1つが爆発したとみられている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1104&f=national_1104_165.shtml

屋外の変圧器燃える…電力会社無策、見守る人の前で爆発

2011年10月28日午後7時ごろ
安徽省合肥市包河区内の鮮花店にて
屋根部分に設置された変圧器が燃え出した。
周辺住民が電力会社に通報したところ、しばらくして係員2人が来たが、
変圧器が燃えている様子を見るだけで引き上げた。

しばらくすると火の勢いが激しくなったので、住民らは電力会社に改めて通報した。
再び係員2人が来たが、やはり何もせずに帰っていった。

29日午前0時ごろ
火の勢いは極めて強くなった。
周辺に火花をまきちらし始め、
最後には強烈な青白い光と大きな音を出して爆発を繰り返した。
それまでにも多くの人が道路に出て変圧器の燃える様子を見ていたが、
事態の急変に驚き、家から飛び出してくる人もいた。

29日午後1時半ごろ
爆発は下火になった。鮮花店は無人だった。
電力会社の係官は鮮花店に入って内部を確認し、変圧器の様子を調べた。

現場では、雨が降っていた。
電力会社の担当者は「おそらく、変圧器の内部に水が入って回路がショートしたので、
連続爆発が発生したのだろう」と説明した。
現場周辺での電力供給29日午前11時ごろまでに回復した。
電力会社は事故の原因を調べている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1031&f=national_1031_221.shtml

ひまつぶしに銃をいじってたら爆発、散弾飛び散る

2011年9月25日重慶市栄昌県で
男性が自宅の倉庫を整理していたところ、古い銃を発見。

鴨などを撃つために、かなり昔に自分で作ったもので、すっかり忘れていたという。
中に火薬と散弾をまぜて装填(そうてん)していたことも、記憶になかった。

特にいそいでやる仕事もなかったので、しばらくいじっていたところ、爆発。

男性は頭部がしびれるような衝撃を受けた。
男性の妻が大きな音に驚き駆けつけた時、男性は顔や頭から血を流して倒れていた。

幸いなことに自家製の火薬で爆発力が弱く、
当たったのが散弾だったため大出血もなく、男性は一命を取り留めた。
しかし古くて錆(さ)びた散弾で傷を負ったため、傷が化膿した。

男性は手術で頭や顔にめりこんだ散弾約100発を摘出した。
まだ20発程度が残っているが、手術が危険な場所にあるため、そのまま残した。

病院側は「正常な生活ができるまでに回復した」と判断し、退院に同意した。
今後は観察を続けながら、残りの散弾の処置を考える。
そのまま摘出しない可能性もあるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1027&f=national_1027_237.shtml

関連
警察の記者会見中に、押収した銃が暴発―3人負傷

スーパーで爆発…噴き出す煙、飛び散るマントウ

2011年10月23日午後4時半ごろ
遼寧省瀋陽市内のスーパーマーケット「大強福ショッピング・センター」内で爆発が発生
売り場のそばにある1室から煙と炎が噴き出し、買い物客や店員がわれ先に逃げた。
果物やマントウが道路に飛び散るなど現場は混乱した。

同店の敷地面積は約1000平方メートル。
店の近くにいた人などによると、まず爆発音が鳴り響き、
比較的高齢の女性1人が顔を覆いながら店内から全速力で走り外に出てきた。
続いて、東、西、北と3カ所ある入り口から買い物客や店員が一斉に走り出てきた。
すでに店の内部は炎と煙に包まれていたという。

建物内の売り場とは別の小さな部屋で経営者と妻が夕食を作っていたところ、
ボンベから漏れたガスに引火して爆発が発生したとみられている。
部屋は建物西側におり、鍋や椅子などが道に吹き飛ばされた。

店の入り口近くにあった店入り口付近にあったマントウ(中国式の主食用蒸しパン)が
蒸し器ごと外の道路に倒れ、マントウが道路に飛び散った。
栗やブドウなども地面に散乱した。窓も、窓枠ごと道路に吹き飛ばされた。

店で買い物をしていたのは十数人だった。
店の北側には集合住宅があり、日曜日夕方だったので多くの人が家にいた。
爆発の轟音に驚いて家から飛び出した人も多いという。

消防車20台が駆けつけ消火作業を行った。
約1時間後に鎮火したが、店はほぼ全焼した。
消防は爆発と火災の詳しい原因と経過を調べている。

同爆発と火災で、経営者の妻が頭や顔と手にやけどを負った。他に負傷者は出なかった。

浄水器…購入後何度も故障、最後は修理後1時間で爆発

2011年10月16日午後
山東省斉南市内のマンションの一室にて
住人の女性が2年前に購入した浄水器が何度も故障を繰り返し、
前にも修理してもらったのだが、
その後も水が漏れるなどの問題が出たので、
16日にも修理に来てもらった。

スタッフが修理を終え、引き上げた1時間後に爆発

急いで駆けつけると、修理を終えたばかりの浄水器がばらばらになって飛び散っていた。
浄水器を置いていた調理台には大きな穴が空き、
厨房全体に木くずのようなものが降り注いでいた。

連絡を受け修理スタッフはすぐに引き返してきたが、
「爆発した部品は他の工場が供給したもので、自分に爆発の原因は分からない」と述べた。

女性はメーカーの苦情受け付けに何度も電話をしたが、
だれも出ない状態が続いている。

修理スタッフには連絡できる。
修理スタッフは「自分は社員ではなく契約して修理業務を請け負っているだけ。
製品の品質など詳しいことはわからない」と説明した。

修理スタッフは女性に、メーカー側責任者の電話番号を告げたが、
苦情受け付け係りと同様に、電話をかけてもだれも出ない。

メーカー側は修理スタッフを通じて、
女性に対して「問題を起こした浄水器を引き取り、代金を払い戻す」と申し込んだ。
女性は納得していない。

女性は「この浄水器を売った相手は私だけではないでしょう。
ほかの人の家でも爆発したらどうするのですか。メーカーの姿勢は許せない」
「お金は戻してくれなくてかまいません。メーカーの責任者が私の家まで来て、
状況をきちんと確認して爆発の原因を説明することを求めます」と主張している。

女性は、「返金だけで問題をうやむやにするならば、消費者に対して極めて無責任な行為だ」
として、今後もメーカーを追究する考えだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1019&f=national_1019_207.shtml

セメント・タンクが爆発…内容物が噴出、作業員を直撃

2011年10月11日
安徽省合肥市内の建設現場で
作業員が、タンクにセメントを入れる作業をしていたところ爆発
噴き出したセメントを強く浴び、軽いけがをした。

やや離れた場所にいた同僚によると、くぐもった爆発音に続き、悲鳴が聞こえた。
声の方向を見ると、セメントのタンクが裂けて、内容物が激しく噴出していた。

駆けつける前にセメントの噴出は終わっており、
地面に盛り上がったセメントの中で作業員が倒れていた。
両手で頭を覆い、荒い息をしていたという。

話しかけても答えられる状態ではなかったが、
手を差し伸べて起こそうとすると、痛いと言い出した。

同僚2人が作業員を病院に連れて行った。
激しく噴出するセメントの直撃を受けて、頭や顔などにけがをしていた。
けがの個所は多いが、いずれも打撲傷で、比較的軽いという。

頭からつま先までセメントまみれになったので、
同僚らとの間で「このまま固まったら、彫像になってしまう」などの冗談も出た。

作業員によると、タンクにセメントを入れる作業をしたところ、機械が止まった。
「タンクを何度か叩くと再び動き始めたが、数秒後にタンクが爆発して、
自分目がけてセメントが激しく噴出した。体にガンガンと叩きつけられた」という。

爆発の原因は分っていない。
作業員は「どうやったら、セメントのタンクが爆発できるんだ」と不思議がっている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1012&f=national_1012_204.shtml

アドバルーン爆発…武漢から江蘇に飛来、住民がつかんだ途端

2011年10月8日午前9時半ごろ
江蘇省〓陽市戴埠鎮の農村部で(〓はさんずいに「栗」)
40代の住民2人と70代の住民1人が農作業をしていたところ、アドバルーンが飛来した。

仕事の手を休めて汗をぬぐっていた1人がアドバルーンから下がっていたひもをつかんで、
脇にのけようとした途端に「バン」という大きな音が響かせて爆発
3人はなぎ倒された。いずれも顔などにやけどを負い、病院で治療を受けた。

アドバルーンに吊るされていた垂れ幕から、
湖北省武漢市で10月1日に行われた不動産販売促進会で使われたものと分った。
アドバルーンはおよそ7日間をかけて500キロメートルあまりを飛んでたどりついたことになる。

業界関係者によると、アドバルーンには水素やヘリウムを使うが
「(中国で)ヘリウムを使う人はまずいない。高価だからだ」という。

係留索が切れて飛んでいった場合、
「たいていは上空に昇り、周囲の気圧が低下するので破裂してしまう」が、
ガスが抜けて落下する場合もある。
再利用できる場合が多いので、業者は回収に努めているという。

中国では4月18日、
四川省から貴州省まで約750キロメートル流されたアドバーンが爆発して、男性1人が負傷した。

2010年11月17日には重慶市上空で、
着陸体勢に入った旅客機が滑走路上にアドバルーンが漂っているのをを発見して回避した。
回避しきれなかった場合、エンジンに吸い込んで爆発した可能性がある。

日本では5月1日、
別府湾で中国から飛来したとみられるアドバルーンが浮いているのが見つかり、警察が保管した。
拾得物として扱ったが、ガスを抜いて安全な状態にしたという。

当局が消費者に警告「冷蔵庫も熱中症、爆発・炎上が増加」

2011年10月
福建省龍岩市工商局は冷蔵庫の爆発・炎上が多発しているとして、
消費者に注意を呼びかけた。
暑い日が続いていることから、冷蔵庫も「熱中症になる」と考えてほしいという。

同工商局で商品や製品を巡る消費者の苦情解決を担当する
12315指揮センター名義で、消費者に警告した。
同センターによると、
気温が高い時期は使用頻度が高い家電製品の問題が容易に発生する。
調査によると、家電修理センターなどでは修理件数が増加した状態だ。

センターに寄せられる苦情や訴えも増加し続けている。
冷蔵庫が炎上や爆発した案件も多い。

同センターによると、冷蔵庫は24時間作動しつづける家電製品であり、
ドアの開け閉めが多い場合、圧縮機の出火に結びつく。
できるだけドアの開け閉めを少なくすることが、冷蔵庫の「保養」にとって重要という。

夏から秋にかけては、冷蔵庫内の結露も発生しやすい。
野菜や果物はラップに入れて保存し、結露を防いでほしいという。

同センターは、夏から秋にかけて発生しやすい冷蔵庫の爆発や炎上を
「熱中症」と表現して、注意を呼びかけた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1007&f=national_1007_275.shtml

学校の駐輪場で電動バイク爆発、十数台が巻き添え炎上

2011年9月28日
広西チワン族自治区南寧市の卓立小学校で
駐輪場に停めていた電動バイクが爆発・炎上
自転車やオートバイ十数台と自動車1台が巻き添えで燃えた。

学校のななめ向かいにあるマンション警備員が事故を発見した。
最初に「バン、バン」という爆発音が聞こえ、しばらくして駐輪場が大きく燃え上がった。
「かなり激しく燃えた」という。爆発発生時、近くに人はおらず「自燃現象だろう」という。

爆発発生は9月28日午後1時ごろで、
学校職員が20分ほどで消し止めた。爆発・炎上の原因は分っていない。負傷者は出なかった。

同事故に絡み、電動バイクを販売する業者は「燃え出す可能性はきわめて低い」と説明した。
ただし、過度な充電、電池の過熱、乾燥した天候の場合、
接触不良などで、爆発・炎上することは考えられるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1005&f=national_1005_197.shtml

食事中の一家が飛び上がる…使用を終えたガスレンジ爆発

2011年10月3日午後8時半ごろ
湖北省武漢市内の住宅でガスレンジが爆発
応接間で食事をしていた一家4人が飛び上がるほど大きな音だったという。

主婦によると、夕食を作るために、午後8時10分ごろからガスレンジを使った。
炒め物2品とスープだけだったので調理はすぐに終わり、
料理を応接間に運び、一家4人で食べ始めた。

食事中に台所で突然、轟音が鳴り響いたので、4人は飛び上がるほど驚いた。
台所に駆けつけると、ガスレンジの上半分が吹き飛んでいた。
調理を終えた時にガスの元栓も閉めており、思いもよらない爆発だったという。

ガスレンジは、換気扇、食器消毒機との3点セットとして2009年5月に武漢市内で購入した。
一家はメーカーに連絡して、損害賠償の交渉をするという。

中国・大連のレストランで爆発、1人死亡

2011年9月30日夜
中国東北部最大の経済都市・遼寧省大連郊外で
改修中のレストランが爆発
1人が死亡、多数が負傷した。

現場は住宅街で、数十軒の住宅の窓ガラスが割れた。
地元公安当局が爆発原因を調べている。

省エネ空調機、実は大うそ…規則の抜け穴をかいくぐり販売

2011年9月
中国で、家庭用としては認められない電力効率が悪い空調機が、
家電量販店などで一般消費者向けに売られていることが分った。
大手メーカーの美的製で、販売員が「省エネタイプです」と説明したとして、
購入者が訴訟を起こす例も発生している。中国新聞社が報じた。

中国政府は空調機をエネルギー効率にもとづいて分類し、
2010年6月には
「家庭用空調機」については「3級以上の製品しか販売できない」との規則を施行した。
しかし美的が「商業用」の名目で生産した電力効率が悪い空調機が、
一般市民が多く利用する家電量販店などで販売されている。
空調機の省エネ性を定めた規則が販売場所に制限を設けていないという、
「抜け穴」を利用したものという。

店員が「省エネタイプです」と説明する場合があるため、
購入者との間にトラブルが発生している。

広東省深セン市では、
購入者が「美的は、一般消費者向けに販売できないエアコンを量販店で販売していた。
規則違反だ」として訴訟を起こした。

福建省泉州でも同様のトラブルが発生したが、購入者と美的は和解したという。
和解内容は明らかにされていない。

美的はシェア率向上などによる経営規模拡大と利益率の向上を経営目標としている。
2011年上半期(1-6月)の実績で、
売上高は前年同期比58.97%増の620億3700万元で、
うち空調機と関連部品は売上高全体の68.53%を占める425億元だった。
しかし、同期の純利益は19億7500万元で前年同期比で13.64%しか伸びていない。

省エネ性能で1級に認められた空調機の価格は、
美的が量販店などを通じて販売している「5級」の製品の2倍程度だ。
美的は経営目標に「高付加価値商品への注力」を掲げながら
性能の劣る商品を“強引に”販売し、利益率も向上させられないでいる格好だ。

美的は利益の伸び悩みを「レアアース価格の上昇で、コストが上昇したため」と説明した。
美的製の空調機は、中国の他のメーカーの空調機と同様、爆発事故も起こしているとされる。
ただし、美的は責任を否定したため訴訟も起きた。

美的製品ではその他にも
冷蔵庫、電子レンジ、電磁調理器、電気式圧力鍋などで爆発が伝えられている。

早朝の化学薬品販売店で爆発…被害甚大、駐車車両も全焼

2011年9月26日午前7時半ごろ
河南省鄭州市、中陸化工城内の工業用化学薬品を扱う店で爆発が発生
中陸化工城全体に「ドカン」という爆発音が響きわたり、地面が振動した

爆発を起こした商店は、シャッターや店前面のガラス壁が吹き飛んだ。
周囲の商店3軒も、壁が崩れてシャッターがねじれるように変形した。
近くの道路は飛散した瓦礫(がれき)で覆われた。
その他、店内に陳列していた商品がすべて吹き飛ばされた化粧品販売店もある。

爆発を起こした商店の前に駐車していたワゴン車は炎上。
駆けつけた消防が消火したが、全焼した。
近くでは、瓦礫に埋まった自転車やオートバイもあった。

よそ半径100メートルの範囲にあった建物に被害が出た。
商店主のひとりは、「店内を掃除していたら、轟音が響き、
次の瞬間に窓ガラスがすべて砕けて飛び散った。
地震と思い、あわてて建物の外に逃げた人もいる」と述べた。

爆発の原因は不明。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0927&f=national_0927_160.shtml

作動中の治療機器が爆発、産婦人科診療所が破壊される

2011年9月24日午後4時ごろ
広東省深セン市宝安区内の産婦人科診療所で大型の光線治療器が爆発
診療所の窓ガラスはすべて割れ、空調や一部医療機器が窓から外に飛んだ。
起動した直後で、診察室に患者などはおらず、同爆発で死傷者は出なかった。

同機器を操作していた診療所職員によると、
起動した直後に何かが焦げるような臭いを感じたので、
ただちにスイッチを切り、部屋の外に逃げた。
しかし1分ほどした後、室内で機器が「ドーン」という音を出して爆発し、炎と煙を噴出した。
診療所職員は患者をすべて建物外に避難させた。

診療所は建物2階にある。
1階にある飲食店経営者によると、轟音とともに建物全体が振動した。
その直後に建物2階部分から飛び散ったガラスが店の前に落ちてきた。
外に出て診療所の様子を見ると、窓から濃い煙が噴き出していた。
店に客はおらず、近くを歩いていた人もいなかったので、けが人は出なかったという。

爆発にともない火災が発生したが、消防が消し止めた。
今のところ、機器内部の電気回線のショートとみられているが、
診療所の責任者が出頭しないので、
爆発を起こしたの光線治療器を製造した会社や型式、
さらに操作が妥当であったかどうかは、分っていないという。
日本光線療法協会によると、
光線療法用の機器は主に光源の種類によりいくつかに分類できるが、
いずれにせよ日本では厚生労働省の認可が必要で、安全基準も厳格だ。

同協会は、
「厚生労働省が認可した製品を正しく使えば、光線治療用の機器は、まったく安全。
まして、爆発事故などは考えられない。ただし、部品については、必ず正規品を使ってほしい。
粗悪なコピー商品は絶対に使わないでほしい」と説明した。

地下鉄工事現場で爆発、飛散した鉄板が住宅を直撃

2011年9月22日午前9時10分ごろ
浙江省杭州市内の工事現場でクレーン機が爆発

工事関係者によると「かなりの規模の爆発だったが、
化学薬品などを使っていたわけではなく、クレーン機が突然、破裂した」という。

事故発生当時、クレーン機などを操作している人はおらず、同関係者は
「気候の変化で、一部の部品が熱膨張と収縮を繰り返して、破裂したのではないか」と述べた。

爆発で長さ1辺1メートルの四角形に近い鉄板が飛散し、
一部が住宅のひさしや窓の鉄格子を破壊した。
室内にいた80代の女性ひとりが、驚いて気を失ったという。
大きな音と振動に驚いて泣き出す子もおり、現場は騒然とした。

地下鉄工事を請け負っていた杭州地鉄集団は
「掘削工事を正常に行っていたが、
クレーン機の1台の軸受けが異常過熱して、
シリンダー部分が破壊され飛び散った」などと発表した。

工事現場北側の集合住宅1棟、
南側の店舗でガラスが割れるなどの被害が発生し、
バス1台と一般人が所有する自動車2台が軽微にも軽微な損害が出た。
被害者には補償を行うという。

脱毛剤が爆発…化粧台に瓶破片と液が飛び散る

2011年9月15日午前4時ごろ
甘粛省蘭州市鄭家台にある蘭州第一中学の職員宿舎で脱毛剤の瓶が爆発

女性は1人暮らしで寝ていたが、爆発音に驚いてベッドの下に転げるようにして逃げた。

電灯をつけると、ベッドのそばの化粧台に置いていた脱毛剤の瓶が爆発していた。
瓶の破片が飛び散り、脱毛剤の液が化粧台をべっとりと覆っていた。
室内の別の場所においていた陶器の工芸品も瓶の破片が当たって一部が割れたという。

発泡式の脱毛剤で、使用期限は2011年3月だった。
ただし、容器にもともと欠陥があった可能性もあり、
地元当局が爆発の原因を調べる方針だ。
持ち主の女性によると、爆発をおこした脱毛剤は市内の大手化粧品専門店で購入したという。

豆腐店でボイラー爆発、100kgが60m飛び寮に突入

2011年9月19日午前7時半時ごろ
北京市昌平区天通苑近くの豆腐店でボイラーが爆発

噴出した蒸気で、店内一面に燃料の石炭が飛び散った。
豆腐店と両隣の店は、入り口のガラスなどが砕けた。火災は発生しなかった。

やけどをした男性によると、
店に入ったとたんにボイラーがジュージューと異常な音を出し始めた。
店主が見当たらなかったので、
呼ぼうと思ったとたんに底部が炸裂して、蒸気を噴出しながら飛んでいった」という。

ボイラーは60メートルほど飛行し、
市場の警備員の寮近くのコンクリートの通路に落ち、
はね上がって寮の空調屋外機に当り、さらに室内に飛込んだ。

警備員のひとりによると「室内では4人ほどの警備員が寝ていた。
外から『ガン』という大きな音が聞こえ、
次の瞬間に黒い大きな物体が幅2メートルの入り口を粉砕して、中に飛び込んできた。
落ちたのは私がいた場所から2メートルもない位置だった。肝をつぶした」という。
豆腐店は、店舗スペース使用の契約が切れたため、19日が最後の営業日だった。
豆腐を新たに作る必要もなくなったので、ボイラーの火を落とした直後に爆発したという。
店主は「爆発するとは思いもよらなかった」と述べた。

やけどをした男性は病院に運ばれ手当てを受けたが、それほどひどい状態ではないという。

相次ぐ瓶爆発…名門・燕京ビール「発展途上国、やむなし」

2011年9月
中国ではビール瓶の爆発が相次いでいる。
15日にも河南省鄭州市でビール瓶が爆発した。

多発する「ビール瓶爆発事故」では、
製造後2年以上が経過した瓶の場合が多い。
爆発した瓶そのものの製造年は確認できなかったが、
同時に購入した瓶9本のうち8本は製造後2年以上が経過しており、
うち1本は「B」の刻印がない16年以上経過したものだった。

中国では、最近になり大きく報道されたものだけでも、
十堰市(四川省)、鄭州市(河南省)、ライ州市(山東省)、南昌市(江西省)など、
各地でビール瓶の爆発が発生している。
爆発時の状況は家庭内で、飲食店で、運送時など、さまざまだ。(「ライ」は草かんむりに「來」)

中国政府は1995年にビール瓶の基準を定め、
合格した瓶には「B」の文字と、製造年の刻印をすることを義務づけた。
使用年限については「最大で2年間」を推奨した。
山東省ライ州市で発生したビール瓶の爆発では、
同時に購入した瓶に「1999年製造」の刻印があった。製造後12年ということになる。

燕京ビールの「責任者」はビール瓶爆発が相次いでいることについて
主な原因は中国が発展途上国であることだ」と述べた。
そのため、「製造後2年までの使用」という国の推奨基準を「守ることは不可能」という。
同責任者は「米国だったら、あるいは守れるかもしれない」と述べた。

同「責任者」の氏名は伝えられていない。

多発するビール瓶の爆発に、消費者の不安も高まっている。
爆発するビール瓶は「爆瓶」などと呼ばれるようになった。

医薬品工場で爆発…周辺の住宅で窓・ベランダなど破壊

2011年9月11日午前3時半ごろ
江蘇省泰州泰興市内の医薬品工場、康泰医薬化工有限公司で爆発が発生

同工場の創業は1978年。
抗生物質のクロラムフェニコールの原料となるニトロアセトフェノンを主に生産していた。
これまでのところ、原料タンクのひとつが老朽化して密閉が不完全になり、
空気を吸い込んだことが爆発につながったと考えられている。

爆発が発生した棟の窓ガラスや換気扇が外に吹き飛び、
周辺は煙で覆われ強い薬品臭が立ち込めた。
工場内部も破壊された。煙突1本は裂けて花が開いたようになった。

工場から約100メートル離れた場所には住宅街があり、
窓ガラスなどが破壊された。

住人のひとりによると「爆発音で起こされた。
爆発音そのものはそれほど大きくなかったが、
建物が振動して、窓ガラスが割れた」という。ベランダが破壊された家もあるという。

爆発した原料タンクは10年ほど前に導入したという。
工場側は、「爆発の範囲はそれほど大きくない。従業員2人が軽傷を負った」と説明した。

タイヤが爆発・炎上…車主の目の前で新車が全焼

2011年9月13日午前2時10分ごろ
浙江省杭州市内のマンションで
停車中の乗用車のタイヤが爆発

車主はタイヤが爆発する音を聞き、自宅を出て駆けつけた。
タイヤ付近からすでに火が出ており、徐々に勢いが強くなった。

消防が駆けつけたが、現場に通じる道路が狭く、消防車が近づけなかった。
消火栓などの設備もなく、消防士は消火器とバケツリレーで対応した。

火はなかなか収まらず、
車主の目の前で、買ったばかりの乗用車が全焼
「目もあてられない状態」になってしまったという。

マンション2棟が爆発…都市ガス漏れ、下水伝わり屋内に

2011年9月8日午前6時半ごろ
江蘇省泰州市で
マンション群「左岸名都小区」の4号楼と16号楼でほぼ同時に爆発が発生
数十世帯が被害を受け、少なくとも5人が負傷した。
うち3人は重傷で、9日午後に上海市内の病院に搬送された。命が危険な状態は脱したという。
具体的にどれだけの世帯で爆発が発生したかは伝えられていない。

爆発が発生したマンション建物の周囲は、
各世帯から飛散したさまざまな破片が散乱していたという。

泰州市当局が調べたところ、
地下に敷設していたガス管の溶接部分が破裂し、
漏れたガスが下水道を伝わり、マンションの複数の室内に入ったと分った。
ガス濃度は徐々に高まり、一定限度になったところで何らかの原因で引火して爆発した。

最もひどい爆発が発生したのは、
住人3人が重傷を負った16号楼の206室で、
ガスが空気より軽いために汚水管を上方に向かって進んだので、
2階以上でも爆発が発生したとみられている。

マンション住人の1人によると、
同日午前6時ごろにガスの臭いに気づいてガス会社の「ホットライン」に何度も電話した。
だれも受話器を取らなかったという。
マンション管理人にも連絡したところ、
管理人はすぐ来て、床のタイルの隙間からガスが吹き出ていることを確認した。

管理人は敷地内のマンション全体へのガス供給を止める元栓が入ったボックスの鍵を
保管している場所が分らず、ガスを止めることができなかった。
住民に避難を呼びかけることもしなかったので、
30分近くも手をこまねいて「見ていただけ」だった。
住人らは、管理人の不手際と怠慢で防止できたはずの爆発が発生したと、憤慨した。

一方、爆発発生後に駆けつけたガス会社の作業員も、
携行するはずの「ガスの元栓が入ったボックスの合鍵」を持っておらず、
爆発発生後もかなり長い時間にわたって、ガスは噴出しつづけたという。

爆発が発生した2棟以外にも、ガスが漏れていた建物があったとみられている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0912&f=national_0912_175.shtml

マンション100世帯で家電が同時に爆発

2011年9月3日午後
重慶市のマンション2棟の住宅100世帯と同じ建物に入居している20余りのテナントで、
家電製品が一斉に爆発

爆発が起きたマンションの4階に住む劉さん夫妻は、当時テレビを見ていた。
突然「パン」という大きな爆音とともに画面が真っ暗になり、
黒い煙が噴き出たという。
さらに、冷蔵庫やエアコン、パソコンからも黒い煙が立ち上がったため、
劉さんは慌ててブレーカーを切り、妻と2人で外に逃げたという。

2階でインターネット・カフェを経営する林さんは、
「店内にいた100人余りのお客さんは先に帰らせたから、ケガ人は出ていない」と話した。

林さんによると、3日午後、店内の電圧が低く、
半分以上のパソコンの電源が自動的にオフになっていた。
林さんが電力会社に問い合わせたところ、2人の作業員が修理に訪れた。
2人が店の奥にある変電設備の修復作業に取り掛かって10分もしないうちに、
店内のすべてのパソコン、ディスプレー、天井の照明が爆発したという。
修復作業時、流れる電圧が瞬間的に超過したのが原因だと林さんはみている。
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/09/html/d70452.html

飲食店で爆発、階上の店から避難の最中にまた爆発

2011年9月5日午後6時半ごろ
山西省太原市内のビル1階に入居する飲食店で
プロパンガスボンベが爆発
通りに面したガラス戸や窓は、こなごなに砕け散った。
客は一斉に店外に逃げ出し、飛散した破片でけがをする客や通行人が出た。

建物2階にはインターネット・カフェがあり、
階下で発生した爆発に驚いて、客が逃げ出した。
人々が廊下や階段に出たときに、2回目の爆発が発生した。
階段にも炎が噴き出し、やけどをする人が出た。

現場近くにある商店の経営者によると、
爆発は4回発生した。
店の前を通っていた自転車などがなぎたおされた。
煙は建物3、4階の高さまで吹き上がったという。

同経営者によると、友人と一緒にいたときに1回目の爆発が発生した。
「よせ」というのに、爆発の様子を見ようと電動自転車に乗って店の近くにいった。
その直後に2回目の爆発が発生して、友人は「あわてふためいて戻ってきた」という。

負傷者10人のうち8人は男性で2人は女性。
男性8人と女性1人は軽傷だが、女性1人は重傷で手術を受けた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0907&f=national_0907_218.shtml

レストランが開業1日目に爆発…記念の招待宴の最中

2011年8月8日午後0時40分ごろ
重慶市巴南区一品正街のレストラン〓Q味餐館(〓は「品」の「口」部分が「金」)

開業初日、経営者が親類や友人約40人を招いて宴会を開いていたところ、爆発
同爆発で同店経営者と従業員の5人、客の2人が負傷した。

消防関係者によると、厨房(ちゅうぼう)でレンジの火が弱くなったために、
従業員らがプロパンガスのボンベを交換。あらためて点火したとたんに爆発した。

ガス漏れ、電源切る、停電と誤解、ローソク使用、爆発

2011年7月17日午後8時半ごろ
湖北省武漢市内の飲食店「野味餐庁」の厨房でガス漏れが発生。
引火して火災が発生した。
火災は厨房内で消し止められたが、従業員は危険防止のため、全館の電源を切った。
店内は照明が消え、真っ暗になった。

客室担当係は厨房での事故を知らず、
通常の停電と思いローソクに火をともした。
とたんに周囲に漏れ出ていたガスに引火して爆発した。

爆風で店入り口や窓のガラスが割れ、
20メートル以上はなれた路上にも飛散した。
店内で5人がやけどなどの負傷をした。
店の外でも通行人1人がガラスの破片で負傷した。
店の経営者も顔や足にやけどをしたが、生命の危険はないという。

中国では現在でも、停電の発生率が高い。
設備の故障、電力供給能力の不足など原因はさまざまで、
2010年には「温暖化ガス排出削減ノルマ」の達成のため、
各地政府が強引に「計画停電」を実施して、社会的問題になった。
停電がそれほど珍しくないために、
全館の電源が切れても、従業員がそれほど不思議に思わず、
ただちにローソクに点灯したと考えられる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0719&f=national_0719_058.shtml

開業初日、準備中に爆発…飲食店でボンベの栓しめ忘れ

2011年6月13日午前7時ごろ
山東省済寧市金郷県の飲食店で
開業初日、店を開ける準備をしていた。
経営者が食材を仕入れて店に到着したところ、ガス臭を感じた。
「まずい」と思い、換気扇のスイッチを入れたとたんに爆発

本来は窓を開けるなどでガスを逃がすべきだが、
あわてて電気器具を使ったことで、
スイッチまたはモーター部分の電気火花が引火したとみられる。

爆発で厨房部分の屋根が吹き飛び、壁にも大きな亀裂ができた。
窓ガラスは吹き飛び、店正面のシャッターもねじ曲がった。
店の前の道路には、ガラスや屋内からの飛来物が散乱した。

消防の調べによると、プロパンガスのボンベの栓が開いていた。
爆発当日はガスをまだ使っておらず、前日夜にしめ忘れたと分かった。
早朝の街に大きな爆発音が鳴り響いたため、
驚いて寝間着姿のまま自宅を飛び出した人も多かった。
爆発で周辺の建物も震動したので、最初は地震と思った人もいるという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0614&f=national_0614_141.shtml

バイオ企業の倉庫で火災、魚の油入った大型タンク爆発

2011年9月5日午前1時40分ごろ
浙江省島嶼(とうしょ)部舟山市にある普陀新諾佳生物工程公司の倉庫で火災が発生
火災により、倉庫内の魚から抽出した油を保管する大型タンクが爆発

消防が駆けつけた時には、すでに爆発した高さ約5メートルのタンクが、炎上中だった。
倉庫全体が熱と爆風で奇妙な形にねじまがり、
夜空に向かって炎を噴き上げていた。
倉庫内には他にも油を入れる容器が約100個あり、多くは油が入った状態だった。

消火作業を続けている間にも、倉庫内で油の容器などが次々に爆発し、
そのたびにごう音が響いた。
消防は残った大型タンクの誘爆を避けることに重点を置き、
放水で冷やした上で、粉末消火器を用いた。

出火場所と原因は分かっていないが、工場作業員によると、
火災発生直後には備え付けの粉末消火器で初期消火に努めたが、
火の回りが早くて役に立たなかった。
倉庫内の床は油などで相当に汚れており、
火の粉が飛び散り落下するたびに、床の油が燃え出したという。

修理中の空調屋外機が爆発、作業員が4階から転落

2011年8月23日
湖南省婁底市電信大院4階にある「格力(Gree、グリー)」製空調屋外機が、修理中に爆発
圧縮機(コンプレッサー)部分が爆発したとされている。

作業をしていた李さんによると、
「安全ベルトをしていたが、作業中に突然爆発した。その瞬間、何もわからなくなった」という。
李さんは4階から転落し、全身を強く打って骨折した。
一時は極めて危険な状態だったが、8月末までに意識を取り戻した。
ただし、当面は入院して治療する必要があるという。

爆発した空調機は取り付けられて4カ月だった。
冷房がきかなくなり、李さんが22日に検査して冷却剤の追加が必要と判断。
翌23日午前に再び訪れて作業をしていたところ、爆発した。

中国では、空調機の爆発が時おり発生している。
特に「格力」製空調機は爆発が多いとされている。
8月23日に発生した爆発の原因について、
婁底新聞網は「格力」本社に問い合わせを複数回したが、9月4日現在、回答はないという。

「格力」はこれまで、「よい空調は、格力が作る」や
「信用・責任・奉仕・赤字覚悟」、
消費者を、実験台にはいたしません」などの広告文句で
消費者に「信頼の品質」をアピールしてきた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0905&f=national_0905_170.shtml

格力

一家外出、帰宅して玄関開けたら中は「テレビ爆発現場」

2011年8月25日
浙江省金華東陽市内のマンションの王さん宅にて液晶テレビが爆発
壁のタイルがはがれ落ちるなど、かなりの威力がある爆発だったと考えられる。
住人一家は外出していて無事だった。

王巧波さんは、約半年前に廈華電子製の32インチ・液晶タイプのカラーテレビを購入した。
一家5人は8月25日午後、行楽のために外出した。

マンションの別の部屋にすむ女性によると
午後1時ごろ、建物の外で知人と立ち話をしていたところ、
「ドン」という大きな音が聞こえた。
「いきなり、タイヤが爆発するような音がした。
立ち話をしていた2人とも、飛び上がって驚いた」という。
しかし周囲を見ても、特に異変はなかった。

王巧波さんの父親は用事があり、
午後4時ごろ先に帰宅した。
玄関を開けると室内には煙が立ち込めていた。
「部屋の中が、出かける前とはまるで違う光景になっていた」という。

床の上には灰が積もり、1歩進むたびに足跡ができた。
テレビや壁のタイルの破片が一面に散らばっていた。
テレビを置いていた居間だけでなく、
厨房の天井や壁、ガラス戸にも黒いすすがこびりついていた。

王さんの父親は携帯電話で家族に連絡した。
全員が急いで帰ってきたが、家族だけでは片付けに時間がかかりすぎるので人を雇った。
アルバイト料を含め損害額は数万元(5万元=約60万日本円)にのぼるとみられる。

販売店に連絡したところ、
責任者らがやって来て、テレビを調べた。
責任者は「テレビの中のコンデンサーが爆発した」と認めた。

販売店責任者は、
「片付けや清掃が終わったら、費用すべてについて請求書を出してほしい。
損害を全額賠償する」と王さんに告げた。
王さんは「なかなかしっかりした対応だ」と、店側の対応に納得している。

地下敷設の高圧電線が爆発…轟音3回、マンホールから白煙

2011年8月29日午後3時15分ごろ
広東省広州市越秀区北京路李白巷にある
変電施設に通じる地下敷設の高圧電線が爆発した。

付近にいた人によると、地下で轟音が「ドン、ドン、ドン」と3回響き、
マンホールから白い煙が噴き出してきたという。

変電施設ではブレーカーが落ちたため
北京路東側で約100メートルにわたり商店などが、一斉に停電した。

北京路東側の約100メートルでは、
停電した建物と電力を正常に使えた建物と入り混じる格好になった。
無計画に電力線をつなげてきたので
「どの線がどの建物につながっているか、ごちゃごちゃになっている。
素人が見ただけで、老朽化が著しいと分かる線もある」という。
住人のひとりは「こんなことがいつかは起こることは、分かったはずだ」と怒った。

送電会社の広東電網公司の関係者は
「10キロボルトの高圧線1本が接続部分で爆発を起こした。原因は、よく分らない」と述べた。

別の電力専門家は「70センチメートルより深い場所に敷設せねばならない
10キロボルトの高圧線が、地下30センチメートルの場所に敷設されていた」と指摘。
「浅い部分に敷設していると、水分などで絶縁に問題が出やすい」という。
また、「最近、暑い日が続いたことで、事故が起こった原因のひとつだろう」との考えを示した。

広東電網公司は、使えなくなった高圧電線を交換するには時間がかかるとして、
別の回路を使って応急処置をした。周辺地域の停電は、午後5時50分ごろまでに解消した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0901&f=national_0901_200.shtml

化学薬品販売店が早朝爆発…シャッター吹き飛ばし炎が噴出

2011年8月30日午前5時ごろ
深セン市龍崗区横崗保安村内にある
3階建て住宅ビルの1階にある、化学薬品・機器を売る店舗にて爆発が発生

同ビルの住人は、ぐっすりと寝ていたところ、爆発音で叩き起こされた。
様子を見ようと急いで建物の外に出ると、自分の住む部屋の下の店が燃えていた。
「しばらくすると、店内で再び猛烈な爆発音がして、
シャッターがばらばらになって、外に噴き飛ばされた」という。

店から噴出した炎は、路上駐車していた自動車2台にも、燃え移った。
店舗内に人はいなかった。
2階と3階の住人全員が急いで建物外に逃げた。
住民が避難してから約10分後に消防が到着して消火活動を始めた。
消火活動中も、店内で繰り返し爆発が発生した。

店の経営者や従業員も駆けつけ、爆発の合間を縫っては、危険な薬品を店舗外に運び出した。

あたりには、強烈な化学薬品臭がただよった。
店舗から約100メートル離れた場所でも臭ったという。気分が悪くなった住人もいた。

店経営者は、
気温が高かったので、店内に置いていた化学薬品が爆発炎上したのだろう」と述べた。

誕生ケーキのローソク爆発…「点灯の許容時間を超過」

2011年8月28日正午ごろ
湖北省武漢市内にて
ある一家が、男児の5歳の誕生日を祝うケーキを購入。
自宅に持ち帰り、ローソクを立てて点灯した。
男児が吹き消そうとした瞬間にローソクが「バン」という音とともに爆発
細かいロウのしずくを撒き散らし、男児は顔などにやけどをした。

購入者は販売店に治療費の支払いを求めたが、
販売店側は、説明書にあった「点灯後、2分以内に吹き消してください」との
注意を守らなかったために発生した「意外な事故」であり、
「わが方に責任はない」として拒絶した。

購入者は地元当局の工商部門に事情を訴えた。
工商部門は、説明書に使用上の注意が書かれていたことは認めたが、
販売店はケーキの箱の内側に説明書を貼り付けていることを購入者に告げなかったため
「一定の責任がある」として、販売店側に治療費のうち200元の支払いをするよう指導した。
販売店側も最終的に同意した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000072-scn-cn

PCモニター爆発、メーカー当惑「本体なら前例あるが……」

2011年8月下旬
浙江省内のある女性の自宅で
自宅でパソコンを起動した直後に物を取ってこようと
席を立ってパソコンを離れたとたん、背後から「バン」という爆発音が聞こえた

振り返ると、パソコンに接続したモニターが「バチバチ」という音をたてながら、
破片を飛散させて火を噴いていた。

火はパソコンを置いていた机や窓のカーテン、壁紙に燃え広がった。
部屋中に煙と焦げる臭いがたちこめ、「まるで火焔山だった」という。
女性は火を懸命にはたいて、消し止めた。
女性の叫び声を聞きつけた隣家の人も駆けつけ、手伝ってくれたという。
女性らのけがは伝えられていない。

パソコンは中国製だった。
モニターも同じメーカーの製品で、女性は一括して2008年4月に購入した。
モニターの具合は当初から悪かったが、使い続けた。
2011年5月に、使用に耐えなくなったのでメーカーの特約店で修理してもらったという。
爆発したモニターをメーカー側が調べたところ、
修理時に交換した部品は正規品だったことが分かった。
責任者は「パソコン本体が爆発したことはあるが、
モニターがこのように爆発炎上したのは初めてだ
」と首をひねった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0829&f=national_0829_197.shtml

石油関連施設が爆発・炎上…作業員の操作ミスか

2011年8月29日午前10時ごろ
遼寧省大連市にある中国石油大連石化分公司の施設内で
作業員の操作ミスで発生した静電気の火花が引火し、爆発が発生

爆発音はそれほど大きくなく、
1キロメートル離れた地点でくぐもった音が聞こえた程度だったという。
しかし炎上にともない大量の黒煙が発生した。
大連港からもよく見え、刺激臭がただよった。
今のところ、死傷者は発生していないとされる。

通話ボタンを押したら携帯電話が突然爆発、原因は高圧線か


2011年8月25日午前9時ごろ
山東省青島市で
雨漏り防止工事のため、
仲間数人と一緒に屋上に上がって作業を行っていたところ、
李さんの携帯電話が鳴り、会話を開始しようと通話ボタンを押した瞬間に突然爆発した。

爆発の影響で李さんが着ていた衣服に燃え移り、大やけどを負った。
同僚は、李さんがどのメーカーの携帯電話を使っていたのか、
どのように爆発したかなど詳しい状況はわからないと話し、
原因については、暑さや高圧線の影響ではないかと推測している。

病院に運ばれた李さんは、意識ははっきりしているものの、
やけどの面積が70%に達する重傷。
李さんは「携帯電話を高圧線の下で使ったため爆発を招いたのではないか」と話している。

電線盗もうとしてショート・爆発、気を失い捕まる

2011年2月8日午後11時ごろ
広東省広州市白雲区にて
6人組が区内の変電設備に侵入し、
はさみやドライバーなどの工具で電線を切断して盗もうとしたところ、
1人が手順を誤って電線をショート・爆発させ、その場で気を失った。
残りの5人は逃げた。

停電になったため、変電設備に多くの住民が押しよせ、倒れていた男を発見。
捕まえて警察に引き渡した。
裁判所は「民事案件付きの刑事事件」として処理し、
男に懲役5年と、電力設備の修理代約5万元(約60万円)の支払いを命じた。
同事件では200世帯以上が停電し、間接的な損害は計算できていないという。
残りの5人も捕まったが、余罪があるので別に判決を言いわたすという。

小型トラック火災、満載の爆竹が全部爆発=海南・夏休み中の学校前

2011年8月19日午後7時ごろ
海南省屯昌県で
走行中の小型トラックの前部から出火、
火は荷台部分にも広がり、積み荷の爆竹が次々に爆発した。
そのたびに爆竹は飛び散り、あたり一面に燃えかすが残った。
駆けつけた消防はまずガソリンタンクに放水して冷却して、爆発を食い止めた。
火は約1時間後に消し止められたが、トラックと満載していた爆竹は全焼した。
自動車の電気系統から出火して車体全体に火が回り、
積み荷の爆竹に引火したとみられている。

高速道路でトラック炎上、ブレーキも効かなくなり暴走

2011年7月5日午前8時40分ごろ
湖南省岳陽市内の高速道路で
自動車用の強化ガラス製品を運ぶ途中のトラックが炎上

運転手によると、
ボンネット部分から煙が出はじめたので「まずい」と思い急停車しようとしたが、
ブレーキが効かなくなっていたという。トラックはそのまま惰性で走り続けた。

しばらくして車が止まったので飛び降りた。
備え付けの消火器で火を消そうとしたが、炎の勢いは強くなるばかりだった。
消防が駆けつけたが、トラックは運転席部分と荷台の前半分が黒こげになった。

火災の原因は分かっていないが、
電気系統の故障か、タイヤが高温になり燃えだした可能性が高いという。

消火が終わるころ、現場近くで別のトラックの後輪2つが大きな音を立ててパンクした。
偶然とみられているが、
交通警察は「暑い季節に長距離を走行すると、タイヤのパンクが発生しやすくなる」として、
注意を促した。

消火用の水や消火器を装備するだけでなく、
走行前の点検や、時おり窓を開けて異臭が発生していないか確認することも有効で、
150キロメートル程度走行したら、できるかぎりいったんサービスエリアなどに車を停め、
異常がないか確認すると同時に、タイヤに水をかけて温度を下げてほしい」という。

トラック使用2日目にエンジン爆発、メーカー「もう大丈夫」

2011年6月21日
湖南省湘潭市内の会社が、
小型荷物の運送のために、江淮汽車製のトラックを約6万元(72万円)で購入した。

業務のため使い始めたのは22日。
他の都市まで生き、翌23日に帰社する予定だった。
23日午後6時ごろになり、運転手から電話がかかってきた。
途中でエンジンの調子がおかしくなり、
停車してしばらく調べていたが、特に問題は見つからなかったので、
今から会社に戻るとの内容だった。

さらに1時間ほどして、再び運転手から電話がかかってきた。
運転手は「走りはじめたら、エンジンが爆発した。破片が飛び散った」と話した。

トラックは販売店が修理した。
損害補償の交渉には1カ月以上かかった。
購入側の会社経営者によると、
最後に市当局が調停に乗り出し5000元(約6万円)という金額が決まったが、
販売店側はいろいろと理由を言って払おうとせず、
しまいには、電話にも出なくなったという。

修理したトラックは購入側に改めて納品されたが、
買ったばかりの新車が故障したことに納得できず、
再び故障したのでは仕事に大きな影響が出るため、
メーカーがアフターサービスを依頼している自動車修理会社と連絡し、
エンジンが爆発した原因の説明と車両の交換または返品を求めたところ
「いずれも、わが方のサービスの範囲ではない」と拒否された。

取材に対して販売店は、トラックの品質に問題があったことは認めたが、
「損害補償については、われわれとメーカーのどちらが支払うかで協議中。
決まらないと支払えない」と説明。
故障原因の説明や、車両の交換または返品については「江淮汽車と相談してほしい」と述べた。

江淮汽車の販売部は取材に対して
「修理が終わっているので、安心して使って大丈夫だ。もう、問題は出ない。
車両の交換や返品について、応じるつもりはない」と回答した。

病院のボイラー爆発、塀が崩れるなどで20人死傷

2011年8月20日午後4時ごろ
山西省長治市の長治人民医院(病院)で
医療用器具などを消毒する蒸気を発生する高圧ボイラーが爆発
ボイラーは5階建ての病院建物とは別のレンガづくりの小屋にあり、
爆発でレンガが飛び散った。
病棟建物の壁に穴があき、病院の敷地を囲む塀も倒れ、
下敷きになったりレンガが当たるなどで22日午後5時までに3人が死亡、17人が負傷した。

事故発生は土曜日で、
「平日だったら、病院はもっと混雑していた。さらに多くの死傷者が出た可能性がある」という。

道路爆発…行政当局「猛暑のため。各所で発生しています」

2011年8月18日午後3時40分ごろ
四川省遂寧市創新工業園区内にて
南津南路の厚さ約30センチメートルのコンクリート舗装の道路が
大きな音とともに突然爆発

路面の約2メートルが粉砕され、コンクリートの破片を周囲に飛散させた。
かなり大きなエネルギーを発散したとみられ、振動は周囲に伝わり、建物を揺らした。
ガラスが不気味な音で振動するなどで驚き、住居ビルから飛び出した人もいる。
約100メートル離れた茶館にいた人によると、
「座っていたが揺れを感じ、茶の表面の波も収まらなかったので、地震だと思った」という。
けが人の発生は伝えられていない。

遂寧市市政工程局管理課の羅国富課長によると、
同市では猛暑が続いており、
熱膨張のためにコンクリート舗装が破壊される事態が相次いでいる。
瞬間的に断裂して破片をまきちらす「爆発」だけでも3件あった。

同市では18日、最高気温が摂氏39度に達した。
南津南路で発生した「爆発」は、これまでで最も大きな規模だったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000079-scn-cn

路線バスの窓ガラスが爆発 運転士「暑かったので、窓ガラスが自爆した」

2011年8月17日午前
四川省成都市内で
成都市の「8路」バスが乗客を乗せ、人民南路を走行していたところ、
突然、「バン」という音とともに窓ガラスが砕け散った。
車内に破片が散乱したが、負傷者は出なかった。

運転士は「暑かったので、窓ガラスが自爆した」と述べた。

バス会社によると、「8路」を走るバスで同様の「窓ガラス爆発」が発生したのは、
2011年になってから3度目という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110818-00000071-scn-cn

キャブレター洗浄剤が爆発、販売店で抗議したらまた爆発

2011年8月14日
山東省済南市で
同市住民の牛広清さんは14日午後4時ごろ、
市内の自動車用品店でキャブレター洗浄剤2本を購入。
車内に置いて近くの自動車修理店に行き、キャブレターの洗浄を依頼した。
同乗していた牛さんの友人が洗浄剤を取り上げたとたんに爆発。

友人の目に洗浄剤が入ったため、牛さんは病院に連れて行き、治療を受けさせた。
その後、抗議のために洗浄剤を販売した店に向かった。
販売店には店主の妻がいた。
牛さんから残りの1本を渡され、確認している時に爆発した。
やはり洗浄剤が目に入り、治療を受けることになった。

店主の妻は「渡された1本も爆発するかもしれないと思い、
体の正面には持っていかないようにしていたが、目に入るとは思わなかった」と述べた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0818&f=national_0818_218.shtml

未明のボイラー爆発、目撃の住民「屋根破り火球が飛んだ」

2011年8月16日午前2時ごろ
貴州省都〓市(〓は「均」のつくり部分)の食肉加工施設で
ボイラーが爆発した。
ボイラーは屋根を突き破って上方に飛び出し、
爆発現場から約100メートルの地点まで、屋根瓦やレンガ、木材などの破片が飛び散った。
民家や事務所などに、飛来物で窓ガラスが割れるなどの被害が出た。
ボイラーは垂直に近い方向に飛びあがったとみられ、
比較的近い場所にある建物の屋根に落ちたのち、歩道に落下した。

目撃した市民によると、
火の玉のようだった。ミサイルのように打ち上がった」という。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0817&f=national_0817_186.shtml


マンション各世帯から電球の爆発音、家電製品次々に炎上

2011年8月14日午後5時ごろ
四川省成都市・一環路西段19号院の賃貸マンションで
各世帯で使用中の電球が爆発しはじめ、その他の家電製品も次々に火を吹いた。
住人女性によると、食事のしたくをしている時に
電球が普段の何倍にも明るくなり次の瞬間に爆発した。
同時に、通電中の電気炊飯器も青い煙を出しはじめた。

その他の世帯も同様で、電球だけでなく
扇風機が煙を出した
テレビが火を吹いた
冷蔵庫が燃え出した
パソコンもやられた
などの訴えが相次いだ。

何らかの理由で、
家庭用のコンセントに高い電圧がかかったためとみられる。
修理作業員を呼んだが「今日は修理できない」と言い、引き返した。
15日も「まだ電気は使えません」との通知があり、住民は再び暗く不便な夜を過ごした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110816-00000060-scn-cn

人工降雨ロケット弾が民家に着弾…屋根突き破り洗面器に命中

2011年7月5日夕方
甘粛省蘭州市西固区の何さんの家にて

夕食を終えて、妻が台所で食器を洗っていると、
屋根を突き破って金属のかたまりが落ちてきた。
金属のかたまりは、
そばに置いていたプラスチック製の洗面器のちょうど中央部分を貫いた。
砲弾のように見えたので、何さんは驚いて警察に通報。
駆けつけた警察官は、軍用の砲弾ではなく、
人工降雨用のロケット弾なので、気象部門に連絡するよう告げた。
何さん宅を訪れた市気象局の職員は、
人工降雨用ロケット弾の残骸(ざんがい)に間違いないと確認。
気象局が何さんに損害賠償金5000元(約6万3000円)の損害賠償を支払うことで決着がついた。
人工降雨用ロケット弾は上空で内容物を散布した後には落下傘が開いてゆっくりと降下させ、
地上に被害を与えない構造になっているが、
火薬の燃焼で落下傘をつけるひもが焼けきれ、速い速度で地上まで落下したとみられる。

人工降雨用ミサイルが民家に着弾、屋根破り室内で爆発

2011年5月
湖南省湘西トゥー族ミャオ族自治州鳳凰県で
人工降雨用ミサイルが民家に落下し、屋根を破って室内で爆発していたことが分かった。

事故発生は5月20日午後4時ごろ。
鳳凰県に住む銭さんが、急に気温が下がったので、
暖炉に火を入れて部屋を暖めていたところ、
天井から長さ約1メートルの円筒形の物体が天井を突き破って室内に落下し、
暖炉のところで爆発した。
暖炉は砕け、火が飛び散った。
そばにあった食器類も粉々になって散乱した。
壁には、さまざまな破片がぶつかった小さな穴が、無数にできた。
爆発で、そばにいた銭さんの母親と息子が負傷した。
銭さんの母親は12日間入院し、現在も通院治療を続けている。
銭さんの息子も、聴覚が正常に戻っていないという。
銭さん宅内で爆発したのは気象局が打ち上げた人工降雨用ミサイルだった。
県気象局は、打ち上げたミサイルが正常に飛行せず、
銭さん宅に飛び込んで爆発したと認めた。

しかし銭さんによると、やってきた気象局職員は
「6月末までに住居の修理代や人的被害についての補償を行う」と説明したが、
その後、支払いの連絡はないという。
銭さんは「家については、じぶんで修理したからよい」が、
“うやむや”にされることを恐れている。

鳳凰県気象局の関係者は事故発生に備えて、保険会社と契約していると説明。
「現地に足を運ぶだけでも時間がかかる」ため、
保険会社の被害調査と関係手続きが遅れたという。
同関係者は「8月末までには、支払いを終えることができると思う」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000063-scn-cn

宅配便会社で爆発…容疑者つかまる「報復目的だった」

2011年8月14日午後5時40分ごろ
浙江省杭州市内の宅配便会社で爆発が発生
爆発が発生した事件について、
同市警察当局は15日午後7時半、容疑者の男1人の身柄を拘束した。
男は犯行を認め、「報復の目的で、前の雇用主に爆発物を送った」などと話した。

男は楽器を扱う会社で働いていたが、
経営者と揉めごとを起こし、昨年8月に退職した。
恨みに思い“報復”のために花火や爆竹の火薬を使って爆発物を作り、送りつけたという。
宅配便会社で爆発したのは「不慮の事態」だったという。

警察は男を、取調べのための「刑事拘留」として、事件の全容解明を進めている。

2日で故障3回…停電・爆発音・原因不明の停車

2011年8月14日午前10時半ごろ
広東省広州市にて
体育西路駅の手前を走っていた電車が、正常に運転できなくなった。
異常に遅い速度で同駅に進入し、停車位置に止まるにも手間取ったという。
同駅を出発後も同電車は速度を上げられず、しばしば停車しながら次の駅についた。地下鉄会社側は同電車の運行を断念し、待避線に誘導した。故障の原因は調査中という。

同日午前11時半ごろ、
越秀公園駅の手前を走っていた地下鉄2号線の車内に「爆発音」が鳴り響いた。
同時に、トンネル内に火花が飛び散るのが見えた。
パンタグラフの碍子(がいし)の不具合によるショートだったという。
越秀公園駅でいったん全乗客を降ろしたが、何かがこげた強い臭いがしていたという。
地下鉄会社は同電車に応急処置を施した上で、運行を続行させた。

15日午前10時半ごろには、地下鉄2号線の一部区間で停電が発生した。
照明が消え、空調が止まった駅もあった。
地下鉄会社によると、外部からの電圧が変動したためで、
信号システムも作動しなくなった。しばらくして電力供給が安定を取り戻したので、普及した。

早朝の静けさ破るトラック爆発…鉄塊飛んで民家の窓に

2011年8月11日午前6時ごろ
山東省青島市で
化学薬品を積んで走行していたトラックが
青島市の四流中路から永安路にさしかかったところで
トランスミッション部分がごう音とともに爆発。各種部品と機械油を飛散させた。

金属塊の一部は約100メートル飛んだ。
かなり大きな塊が民家の窓を破壊して、寝室に飛び込んだ。
住人女性によると「家族3人が寝ていた。『バン』という音がして、
プラスチック製の網戸の枠が室内に倒れこんできた。
見ると、床の上に鉄の塊が転がっていた」、
「人の頭にでも当たったら、死んでいた」と、恐怖を語った。
鉄塊はかなりの大きさで、「重くて、持ち上げるのに苦労した」ほどだったという。

別の民家でも、爆発で飛び散った金属塊で屋根瓦が割れるなどの被害が出た。

周辺から住民が集まり、トラックを囲んだ。
しばらくして、取材の記者も駆けつけた。
トラックの運転手は「トランスミッション部分が爆発しただけ。小さな故障だ。
取材の必要はないだろう」などと言い出し、
そのうち住民に対して「だれが記者を呼んできた。
記事に書かれたら、(被害の)弁償はしない」などと大声をあげはじめた。

「弁償しない」との言葉を聞いた住民は怒りだし、警察に通報した。
警察官が到着すると運転手は急におとなしくなり、被害を弁償すると約束した。
運転手は、機械油などで汚れた路面の清掃も命じられた。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0812&f=national_0812_159.shtml

ペットボトル爆発…自家製ワイン容器、専門家「方法に問題」

2011年8月10日
江蘇省南京市の民家で
2週間ほど前に、70歳を過ぎた父親のために、
娘がワインを作ろうとペットボトル内にブドウと砂糖を入れ、
栓を閉めて客間に置いていたところ、10日になって爆発
した。

南京金陵飯店で西洋料理副総監督を務める葛達林氏は、
「発酵により二酸化炭素が発生する。
圧力が高すぎると容器が爆発する恐れがある」などと説明。
ペットボトルを爆発させた女性が、ブドウをいっぱいにつめ、
栓を固く締めておいたことに触れ、
「ブドウを入れるのは瓶の3分の2ぐらいにとどめる。
栓を完全にしめて密閉するのも危ない。注意してほしい」などと紹介し、
ブドウの皮の除去の仕方や、
発酵が完全に終わってから容器を密封するなどの方法を披露した。

記事は「ガス爆発や自動車の爆発は時おりあるが、
ワインの爆発はあまり聞かない
」とした上で、
「実際には2010年9月14日に河南省洛陽市内、
同月17日には四川省南充市内の家庭で、
自家製ワインを作っていたペットボトルやガラス瓶が爆発した例がある」と紹介した。

中国では日本のように酒税法などにもとづく管理が厳しくなく、
自家製の酒をつくる家庭も時おりみられる。
「原料に何を使っているかが分かり、比較的安価」であることが理由という。

油田施設内のケンタッキーフライドチキン店舗で爆発

2011年8月7日午後2時ごろ
河北省滄州市、華北油田施設内の
ケンタッキーフライドチキン店内で爆発が発生

店が設置した「子ども広場」のすぐ近くには、大音響が鳴り響いた。
店内には火薬臭がたちこめ、子どもらが泣き出し、大人の怒号が飛び交うなど、
現場は混乱した。床にはちぎれた電線のようなコードが散乱していたという。
同爆発で、けが人の発生は伝えられていない。

警察が駆けつけ、目撃者に事情を聞くなど、捜査した。
華北石油冀中公安局の幹部は9日午前、
「客のひとりが爆竹を持ち込み、注意せずにあつかったために爆発したと判断した。
爆竹を持ち込んだ客も特定できた。詳しくは、現在も捜査中」と述べた。

日系企業で爆発、1人負傷…研修中の操作ミス

2011年8月8日午後1時50分ごろ
江西省南昌市南昌県の日系独資企業の武蔵野化学(中国)有限公司で
同社が実施していた研修中の操作ミスが原因で
強化ガラスのタンク内にあったメタノールに引火し、同タンクが爆発
1人が負傷した。
同社は8月2日に通常の操業を停止し、従業員らの定期研修を行っていた。

新華社の記事は、
武蔵野化学(中国)有限公司を
「世界最大の高品質乳酸製造メーカである武蔵野化学研究所が2000年に独資で設立。
武蔵野化学(中国)の製品は食品や飲料、化粧品などに使われている」などと紹介した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0810&f=national_0810_183.shtml

パルプ工場で大爆発…消火設備なし、出火であわててミス

2011年8月3日
浙江省寧波余姚市内のパルプ工場で
工場に所属する運転手が原料のひとつである酢酸ビニールをタンクローリーで搬入し、
パイプで工場のタンクに注入していたところ、パイプ部分から出火。
運転手があわててパイプをタンクから引き抜いたところ、火はタンクに燃え移り、
運転手は逃げたが、タンクは爆発した。

工場から数百メートル離れた路上にいた住民男性によると、
ごう音が鳴り響いたので、腰を抜かしそうに驚いた。
工場内での爆発と分かったので、様子を見に工場に向かって走った。
正面から熱い空気の壁のような風が吹いて来て体に当たり、
同時に頭がくらみそうな刺激臭が立ち込めたという。
タンクが爆発したため、タンクを設置していた倉庫全体の屋根が吹き飛び、
上空に向って炎が伸びた。一時は地上から30メートルほどの高さに吹きあげた。
火は別のタンクにも燃え移り、倉庫から数十メートル離れた場所まで、草が焦げた。
消防自動車計11台が駆けつけ、約4時間をかけて鎮火に成功した。

消防隊員によると、
「燃えている2つのタンクの横に、もうひとつ大きな化学薬品のタンクがあった。
もしも燃え移っていたらどうなったか、想像することすらできない」と述べた。

現場検証をした消防により、
同工場は危険物を扱っているにかかわらず、
最低限の消火施設、器具も備えていなかったことが分かった。

消火栓や防火砂、消火器などがまったくなく、
「火が出た後は、消防が到着するまで眺めているしかない状態」だったという。
同事故で、死傷者は出なかった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0805&f=national_0805_222.shtml

ベッドの下で爆発、寝ていた男性15m吹き飛ばされる

2011年8月3日午後11時ごろ
貴州省紫雲ミャオ族プイ族自治県洞口村の仮設小屋で
21歳の男性1人が寝ていたところ、ベッドの下で爆発が発生
男性は屋外に約15メートル吹き飛ばされ、右足などを骨折した。
仮設小屋そのものも、屋根が吹き飛ぶなど大破した。

同爆発で、約600メートル離れた民家にも、窓ガラスが割れるなどの被害が出た。

爆発原因は不明だが、「何者かが爆薬を仕掛けたのではないか」という人もおり、
警察は事故と事件の両面から捜査を進めている。

真空式ソーラー温水器が爆発、砕けてビル屋上から落下

2011年7月28日午前7時50分ごろ、
河北省石家荘市内で
5階建ての集合住宅屋上に取り付けられた真空式ソーラー温水器が爆発
水タンクやガラスの破片を地上に散乱させた。
建物のそばに停めていた自転車1台が破壊されたが、死傷者は出なかった。

温水器は、4階の住人が自宅用に屋上に取り付けた。
同住人によると、「バン」という大きな音が聞こえたが、何が起こったか分からなかった。
しばらくして2階の住人が、「今、お宅の温水器が下に落ちていったよ」と教えてくれた。

外に出てると、温水器の残骸(ざんがい)が散乱していた。
水タンクなどの大きな部品が転がっていたほか、
小さなガラスの破片は、足の踏み場もないほどだった。
落下地点に停めてあった自転車は、ハンドルが折れ、車輪がねじまがって倒れていた。
4階住民は、「もし人に当たったら大変なことになった」と、全身が震えたという。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0729&f=national_0729_183.shtml

花火倉庫が落雷で爆発…安全基準“機能”せず

2011年7月27日午後8時45分ごろ
湖北省孝感漢川市の農村部で
住民への商品販売を行う供銷社の花火倉庫が落雷により爆発
屋根が吹き飛び、火の手が上がった。
内部には花火や爆竹などが大量にあったという。
約1時間後に火は消し止められ、死傷者は出なかった。

中国では時おり、花火や爆竹、鉱工業用の爆薬の保管庫が落雷で爆発することがある。
「民用爆炸物品管理条例」などの法律で、危険物の保管場所には
通風・温度管理・水害防止・防火・爆発被害防止・落雷被害防止などの対策が
義務づけられているが、機能しない場合がある。

橋の路面が爆発…コンクリート舗装の中からおがくず噴出

2011年7月25日午後9時ごろ
陜西省商洛市商州区内にある橋の路面が爆発
現場は静かな山村で、突然の爆発音に住人は驚いた。
かけつけると、割れて盛り上がった舗装用コンクリートの隙間から、
大量のおがくずが噴きだしていた。

砕けたコンクリート舗装の厚さは約10センチメートルで、爆発で砕けた。
道路の中央部分が1メートルほど持ち上がったようになり、欄干は河原に落下していた。
爆発時に通行人はおらず、負傷者は出なかった。

同橋は2008年に作られた。
自動車は通れない橋で、路面に大きな重量がかかることはなかった。

同区道路品質管理監督ステーションの蘇智文主任は
「橋の品質に問題はなかった。工事で使ったおがくずを放置していたことが原因」
「気温が上昇して湿度も上昇したので、おがくずが膨張して路面を押し上げたのだろう」と述べた。

長距離バスが爆発炎上、41人死亡 定員オーバーの疑いも

2011年7月22日未明
中国河南省信陽市の高速道路で
乗客乗員47人が乗った長距離バスが炎上、乗客ら41人が死亡した。
運転手を含む6人がやけどなどを負い、病院で手当てを受けている。

中国中央テレビによると、バスから逃げた乗客は、走行中のバスの後方部から
爆発音が聞こえ、短時間で火が回ったと話しており、警察が原因を調べている。

長距離バスは寝台付きで、山東省威海から湖南省長沙に向かっていた。
定員は35人だったとされ、定員を超過していた疑いもある。
犠牲者の遺体は損傷がひどく、身元の確認には時間がかかるという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110722/chn11072219060008-n1.htm

道路工事でガス管爆発、消防到着してまた爆発

2011年5月24日午前11時ごろ
福建省倉山区の路上で道路工事中、
通信ケーブル敷設のための工事で穴を掘っていたところ、
地中にあった直径16センチのガス管を破断し、
ガスが噴出して穴の中に充満した直後に爆発
高さ10メートル以上の炎が噴きだした。
露店を営業していた女性1人が炎に巻き込まれ、やけどを負った。
周囲では大勢の人が逃げまどい、やけどをした女性もさらに退避した。


消防が到着したが、ガス管の元栓が閉じられるまで、消火活動はできなかった。
しばらくすると「バン!」という大きな音をたてて、新たな爆発が発生。
2回目の爆発で、高さ6、7メートルの炎があがった。
火は衰えず、ガス管を破断した重機も炎につつまれた。
操作作業員はすでに逃げていて、無事だった。
その後、ガス会社職員が現場に到着し、ガス管の元栓を閉じた。

消防が本格的な放水を開始し、爆発発生から約1時間後に火を消し止めた。

水道管“爆裂”…浄水場浸水・ポンプ停止で水止まる

2010年11月17日午前
河南省鄭州市西区の鄭上路の立体交差点で
道路地下に埋設された水道管が破裂。
黄色く濁った水が大量に噴出し、南西側にある柿園浄水場に流れ込んだ。
浄水場入り口付近で水の深さは人のひざ程度までになり、自動車も動けなくなった。
水は浄水場の地下ポンプ室に流れ込んだ。
機械類が電気ショートを起こし故障。同浄水場は機能を停止した。

浄水場に水が流れ込んだのは午前10時45分ごろで、
約1時間後の11時40分ごろには、破裂した水道管から水は噴き出さなくなった。
地面には、直径約8メートルの穴が残った。

鄭州市では、大規模な水道管の破裂が、過去7年間に10回起こっている。

水道管が大破裂、吹き上げる水・濁流にのまれる道路


2010年5月25日午後4時半ごろ
北京市内の東環路・京広橋付近で
水道管が破裂して、水が4メートル近くの高さにまで吹き上げた。

水は濁流となって道路を流れた。
破裂個所周辺の道路では、一部で自動車が通行できなくなり、バスも路線を変更した。

水道管破裂で周辺は断水、道路は水浸し

2009年1月1日朝
山西省太原市の許垣東街で
太さ60センチメートルの水道管が破裂した。
噴き出した水で道路約1キロメートルが水没し、周辺が断水した。

水の深さは最大で50センチメートルで、
バスとトラックそれぞれ1台が陥没した穴に落ちて、動けなくなった。
水道会社の職員によると、冷え込みのため地面が動き、水道管が破損したとみられる。
この事故で、付近が断水し、住民の生活に支障が出た。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0102&f=national_0102_007.shtml

ご当地名物「水道管の大破裂」9年間で11回

2008年12月16日午後0時50分ごろ
陝西省宝鶏市陳倉区で馮家山ダムから同市に水を供給する水道管が破裂した。
水は約10メートルの高さに吹き上がり、
通行中の人が乗っていた自転車から飛び降りて逃げまどうなど、付近は混乱した。

水は約1キロメートルにわたり流れ出した。
水深が50センチメートル程度の深さになった場所もあり、
付近の一部商店が浸水の被害を受けた。
同管は過去1カ月に3回破裂。
前回は12月10日で、陳謝した市町は2009年に新しい管の使用を始めると市民に約束した。
同水道管が破裂するのは1999年の使用開始以来11回目。

北京ダック製造機が連続爆発…週2度、7月に開店したばかり

2011年7月
山東省青島(チンダオ)市内の商業施設にある北京ダックを作り売る店で
7月8日午前6時ごろ、北京ダックを炙って作る機械が正常に作動しなくなったので、
経営者の娘の夫の黄さんが調べていたところ、爆発。
火球が噴出し、黄さんは顔面にやけどをした。
機械は7月6日に搬入されたばかりだった。

製造業者は人員を派遣して同機械を修理した。
7月15日には正常に作動していたが、
午後1時半ごろ、再び爆発して火球が噴出。
そばにいた経営者の陳さんが顔面などにやけどをした。

同機械を製造したのは浙江省温州瑞安市の華日機械廠。
同社責任者は爆発について「今のところ不適切な操作が原因だったと考えている。
とにかく人を救うことが大切と考え、治療費の一部を負担するつもりだ」との考えを示した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0721&f=national_0721_160.shtml

爆薬12トン積んだトラック出火、運転手「膝ガクガクした」

2011年7月17日午後2時40分ごろ
四川省蛾眉山市内の成楽高速道路で蛾眉山の高速道路入り口付近を通過したころ、
鉱山用の火薬12トンを積んだトラックの運転席から出火。
運転手と助手は道の脇にトラックを止め、車の外に飛び出した。

ただちに警察に通報したが、その場に踏みとどまって、備え付けの消火器で火を消そうとした。
消防隊が到着した時には、炎は見えなくなり煙だけが出ていたという。
消防隊は再出火する可能性があると判断し、
火災を起こした車両に放水して冷却すると同時に、
荷台に積まれた火薬を入れた段ボール箱にも放水して、爆発の危険を取り除いた。
運転手は緊張で「膝(ひざ)がガクガクした」と話した。

乾電池の爆発相次ぐ…ラジオで、時計で、スーパーで

2011年7月
遼寧省瀋陽市在住の馬さんは、
半年ほど前に4個1セットで販売されてた単3タイプの乾電池を購入し、
うち2個をラジオに、2個を壁掛け時計に装着して使っていた。

最初に爆発したのは寝室に置いていたラジオに装着した乾電池のうちの1個で、
電池はラジオから飛び出して、隣の客室の壁にぶつかって穴を開けた。
ラジオも反動で数メートル飛んだという。

19日には、壁掛け時計に装着したラジオが爆発し、写真が時計の下に飛び散った。
「最初の爆発から1カ月もたっていなかった」
大きい音で、妻ともども、腰を抜かしてしまった」という。

表示されていたメーカーの関係者は爆発した電池の残骸や残った電池を鑑定した結果、
「偽物」と説明した。工場出荷時に刻印する番号がないので、同社製品ではありえないという。

19日午前9時半ごろには、広東省深セン市内のスーパーでも、乾電池が爆発した。
女性が子どもを連れて店内を歩いていたところ、
商品棚に置いていた単4タイプの乾電池が爆発した。
黒い粉が飛び散り、2人とも頭からかぶったという。
子どもが軽いけがをしたが、包帯をつける程度ですんだ。

電池に表示されていたメーカーの技術者は
「内部で気体が発生したため。当社の正規品ではありえないことだが、
もう少し詳しく調べて、万一、当社製品だった場合な、責任をとる」と説明した。

2月にも雲南省保山市でおもちゃに装着していた乾電池が爆発、
6歳の児童が負傷する事故が発生している。

またも大型ガラス壁“爆裂”、破片が飛び散る=上海地下鉄

2011年7月19日朝
上海市の地下鉄10号線老西門駅で
転落や線路への転落を防止するために設置している
「ホームドア」の横部分に設置している大きなガラスが、
大きな音とともに爆発的に裂けて飛び散った。
同市の地下鉄駅では14日も同様の事故が発生した。

上海市鉄道部門によると、
建設を担当した業者と大型ガラス壁製造業者が、原因を調べている。
当局は専門家による市内地下鉄駅のガラス壁の一斉調査を始めた。

小川が謎の連続爆発、民家燃えブドウ農園や養鶏場にも被害

2011年7月14日午後10時ごろ
四川省広安市隣水県観音橋鎮の火箭村で
村を流れる沙子河で爆発・炎上が発生した。
爆発は何度も繰り返し発生し、3人が負傷した。

午後6時ごろに川から強い刺激臭が漂っていた。
犬が意識を失って倒れたため、住人が警察に通報した。

李文興さんの家では、爆発音ともに、川に窓している窓のガラスが割れ、
炎が部屋の中に噴き出した。李さんは屋外に逃げたがズボンなどに火がついており、
隣人らが消し止めた。李さんは「中から取り出すものがある」と言い、
妻らがとめたにも関わらず、再び部屋に駆け込んだ。

しばらくして「火だるま」のようになって、部屋の中から飛び出してきた。
李さんは大やけどを負った上、持ち出した現金2万元あまりも、燃えてしまったという。
李さん一家は全財産をほとんど失った。

川沿いにある約2ヘクタールのブドウ農場でも、
炎にあぶられて収穫目前のブドウの3分の1が焼けた。
ブドウ農場に隣接する養鶏場の経営者によると
「人も肝をつぶしただけではない。
ニワトリも爆発音や衝撃波で驚いて、十数羽が死んでしまった。
卵を産まなくなってしまったニワトリもいる」という。

地下鉄駅、ホームで大型ガラス壁が“爆裂”・飛び散る

2011年7月14日午前7時半ごろ
上海市の地下鉄11号線桃浦新村駅で
転落や線路への転落を防止するために設置している
「ホームドア」の横部分に設置している大きなガラスが、
大きな音とともに爆発的に裂けて飛び散った。


同駅で採用しているホームドアは、ホームの床から天井までの壁を設け、
人がいるホーム部分の空間を完全に線路から区切るタイプだ。
嘉定駅方面行きの線路に接するホームの先頭部分で、
ドアとドア間にある「壁」として使っている、横約3メートル、高さ2メートルの
大きなガラスが突然に砕け散り、破片がホームと線路に散乱した。

朝のラッシュ時の少し前の時間帯で、
爆発したガラスのそばに人はおらず、けが人は出なかった。
列車の運行にも影響は出なかったという。
ガラスが砕け散った理由は「現在のところ、不明」という。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0715&f=national_0715_208.shtml

道路が爆発…コンクリート舗装の下に空気、猛暑で膨張か

2011年7月8日午後6時ごろ
山東省臨沂市平邑県平邑鎮内で
コンクリート舗装の道路が「爆発」

長さ約20メートル、幅約30センチメートルのかたまりが轟音とともに噴きあがり、落下した。
「爆発」の威力が大きかったため、
住民らは地殻変動の可能性があると考えて地震局に連絡した。

現場に駆けつけた地震局の専門家は、
道路の下で交錯する樹木の根の間に多くの隙間があることに着目。
日中に路面の温度が極端に上昇し、舗装の下の空気が暖められて膨張。
コンクリートの強度が圧力に耐えられなくなって「爆発」したとの見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110714-00000068-scn-cn

早朝の街で轟音・地響き…化学工場で爆発、過去1年で3回目

2011年7月12日午前6時前
安徽省蚌埠市禹会区の八一化工股フェン有限公司で
原料タンクが爆発、炎上した。
爆発当時現場にいた作業員3人が衣服に火が燃え移るなどでやけどをした。
同工場の爆発事故は2010年7月と2011年5月に続き、今回で3回目。
住民の間で、不信と不安が広がった。

同区に住む陳さんは、まだ寝ていた。「ドン」という巨大な音で叩き起こされたが、
まだ夢の続きを見ているような意識状態だ。
次に強い衝撃波がやってきて、建物が揺れた。「地震だ!」と思い、あわてて屋外に逃げた。
すると、2キロメートルほど離れた八一化工の工場から、きのこ雲が立ち上っているのが見えた。
同時に「バチバチ」という音が聞こえてきた。「まるで、爆竹の束に点火したみたいだった」という。

「去年も大爆発をやらかしただろう。またか」――。
陳さんは、ため息をつきながら、ゆっくりと自室に戻った。

爆発事故を繰り返していることについて、工場責任者は「よく分からない」と言いつつも、
管理面に問題があるかもしれないと認めた。

「殺虫剤燃やせばゴキブリへの効果倍増かも」…試して丸焼け

2011年7月10日午前7時半ごろ
遼寧省瀋陽市重工南街の集合住宅に住む高さんの部屋にゴキブリが出現。

日頃からゴキブリのことで悩んでいた高さんは、
スプレー式の殺虫剤を使っても、次から次に出てくる。
「殺虫剤を燃やしていぶしたら、効果倍増ではないか」――。
高さんは「グッド・アイデアを試すのは今」と、
殺虫剤を紙にスプレーしてしみこませ、火をつけてみた。

たちまちにして、大きく燃えあがり、ゴキブリを焼き殺すことには成功したが、
炎は周囲に置いていた家具にも燃え移り、家具や置いてあった自転車が黒こげになった。
消防が駆けつけて消し止め、高さんの部屋以外への類焼はまぬがれた。
けが人なども出なかった。

同じ集合住宅の住人は
「殺虫剤には『燃えやすい』、『火気のそばで使用するな』と注意書きがあるのに、
わざわざ火をつけるなんて」とあきれた。

スプレー式の殺虫剤は缶を高温にさらしたり揺さぶったりすると爆発の危険がある。
また、可燃性の気体を使用しており、狭い空間で使用する場合には
火や電気製品を消してから使用すること。
殺虫剤に使っている炭化水素化合物と空気が混ざると、炎上・爆発の危険がある。

「爆発スイカ」剤は毒性低く安全―中国農業部がコメント

2011年7月5日
中国農業部は「爆発スイカ」騒動の引き金となった植物生長剤について
毒性は低く安全」との見解を発表した。中国新聞網が伝えた。

5日に農業部が工業情報部や環境保護部などと共同で行なった記者会見の席で、
農業部農薬検定所の顧宝根副所長が記者の質問に対して回答したもの。
顧副所長は「植物生長剤は使用しなければ生産量が減るなどの問題が出る」と説明した上で、
毒性が低く、残留量も非常に少ないことから「安全性は比較的高い」とコメントした。

顧副所長はさらに、植物生長剤に対して厳しい安全管理や使用規定を行なっているとし、
「国が認めた製品を使用方法に基づいて使えば、
安全性に関する事故は起こりえない」と生長剤の安全性をアピールした。

「スイカ、熟れてるかな?」…客がそっと叩いたとたんに爆発

2011年7月
遼寧省鉄峰市に住む趙さんは、道端でスイカを売る露天商を見かけた。
買うつもりになり、「しっかり熟れているかな」と、スイカを指先で叩いた。
とたんに「ボン!」――。スイカは中味を飛び散らせて、「爆発」した。
遼瀋晩報が7日付で報じた。

趙さんは「スイカを買うときは、叩いてみるものだろう」と、あきれる。
決して力を入れたわけではなかった。軽くトントンと叩いただけだ。それだけで「爆発」。
趙さんは結局、バラバラになったスイカを買わされて、持ちかえることになった。

  趙さん以外にもスイカを爆発させてしまったという市民はいる。
今のスイカはちょっと叩いただけで、あっと言う間に地雷だよ。
おおっぴらにはできない事情があるんだろ。膨張剤なんか」と、疑心暗鬼だ。

一方、スイカ農家は「熟れすぎれば、スイカは『爆発』するもんだ」と説明。
「特に今の品種は皮が薄いからね。ちょっと叩いただけで、『爆発』しておかしくないよ
膨張剤の使用については、
「この地方じゃ使ってないよ。スイカの外側の緑色を見てくれ。
薬を使ったんじゃ、こうはならない。スイカそのものは正常さ」と主張する。

スイカの販売業者も「爆発するぐらいのスイカが、甘くておいしい」と説明。
農業の専門家は「膨張剤は、スイカがまだ小さい時期に使用する。
正しく使えば熟す前に膨張剤の成分はなくなり、人体への影響はなくなる」と説明。
「使用法を理解せず、収穫直前に使えば、『爆発』を促進することはありえる」という。
記者が、趙さんからの情報をもとに、
スイカを爆発させてしまったという露天商を訪れてみたところ、
スイカを叩かないでください。爆発に注意」と、顧客に注意を促す貼り紙があった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000015-scn-cn

関連動画

集合住宅で住人所持の雷管が爆発、建物倒壊・3人負傷

2011年7月4日午後4時半ごろ
福建省福州市晋安区池頭村内のれんがづくりの集合住宅で
石材加工業に従事する住人が自室内においていた雷管が爆発

棟続きの2階部分に住む女性によると、自室でノートパソコンを操作していたら、
まず「バン!」という大きな音が聞こえてきたという。
突然のことで何もできずに驚いていると、直後にもう1度、大きな音が響き、
建物全体がゆすぶられた。「映画を見ているようだった。
自室の窓ガラスが割れ、私をめがけて飛んで来た」という。
女性は「特に理由はなかった」が、使っていたパソコンを抱えて部屋から逃げだした。
見ると、建物の隣の部分が崩れ、炎と煙を吹き上げていたという。

近くに住む男性によると、大きな音と振動に驚き、家から飛び出した。
地面の上は、瓦礫(がれき)やガラスが散乱していた。
爆発を起こした部屋の外側にあったれんがの塀が倒れており、
しばらくすると、下から男性が這い出してきた。
歩いていた人が爆発で倒れた塀の下敷きになったと分かった。
幸いなことに大きなけがはしておらず、自力で脱出できたという。

同爆発で周囲の民家十数棟に窓ガラスが割れ、3人が負傷した。

恐怖の避雷針…問題多く事実上の“電撃装置”に

2011年7月
夏は雷の多発シーズンでもある。落雷対策に有効なのが避雷針だ。
建物や施設の最上部に、あえて落雷が発生しやすい突起を設け、
十分な容量を持つ電線で電流を地面に導く仕組みだ。
ところが中国では避雷針の設計が不備だったり老朽化していたりするため、
事実上の「電撃装置」になっているケースが多いという。中国新聞社が報じた。

陜西省防雷センターで技術部門の責任者を務める趙東総工程師によると、
2009年に同省西安市にある建物200棟に取り付けられている避雷針を検査したところ、
「全部、使い物にならない」ことが分かった。
一定以上の高さのビルならば、避雷針の取り付けが義務づけられているが、
その後の維持が悪く、老朽化していたり、人為的に破壊されたケースもあるという。

避雷針の「見てくれ部分」だけを残していたのでは、
落雷を“積極的”に呼び込んだ上で、
建物や施設内部の思わぬ場所に大電流を通して、
被害を発生させる危険が高まる。

家庭用電力線に落雷による大電流が流れた場合は、
家電などの故障や爆発・炎上を招きかねない。
電話線を流れた場合も、同様の事故の可能性がある。
水道管に流れた場合には、水道使用中や入浴時の感電事故の危険がある。
金属製のガス管を流れれば、火花発生によるガス爆発の恐れもある。

瀋陽市が“爆竹バイブル”発表…家に向けてするな、人ごみでするな

2011年2月1日
遼寧省瀋陽市安全生産監督監理局(安監局)は
春節(旧正月)期の爆竹使用にかんする「バイブル」を発表。
過去に発生した火災の事例などと注意事項をまとめ安全性の確保を呼びかけた。

同市では2007年の春節期には爆竹が原因の火災が402件発生し、39人が負傷。
08年には火災が359件で負傷者は36人、09年には火災が60件で負傷者は28人だった。

瀋陽市安監局の「バイブル」は、それぞれ事故・火災の事例を挙げながら
住宅に向けて爆竹を放すな」、
燃料倉庫や車庫の近くで爆竹をするな」、
市場や商店街など、人が集まる公共の場所でするな
などと注意し、

燃え移って火災が発生する可能性がある
多くの群集が死傷する事故が発生する恐れがある

「爆発多発。肥溜めの近くで爆竹しないで!」=中国消費者協会

2011年1月30日
中国消費者協会は
下水や屎尿(しにょう)溜めの近くで点火した爆竹による引火で、
メタンガスの爆発事故が多発している事を受け、
爆竹をするときには屎尿溜めのふたなどから離れた場所ですること」、
「児童が爆竹をする場合、決められた場所でするよう、大人が指導すること」
などと、注意を呼びかけ、
爆竹による屎尿溜めのメタンガス爆発事故として、以下の実例を紹介した。

・2003年1月30日:
北京市大興区で、爆竹の火が屎尿溜め内のメタンガスに引火・爆発。
吹き飛んだ屎尿溜めのふたが当った児童が死亡した。

・2005年2月3日:
浙江省杭州市内で児童2人が爆竹で遊んでいたところ、
下水から漏れたメタンガスに引火・爆発。
下水のふたと道路の一部が吹き飛んだ。児童にけがはなかった。

・2005年2月5日:
遼寧省丹東市で、爆竹を屎尿溜めに投げ込んだために、メタンガスに引火し爆発。
近くにいた児童1人が負傷した。

・20071月22日:
遼寧省盤錦市で、男児1人が爆竹で遊んでいたところ、
屎尿溜めから漏れたメタンガスに引火・爆発。
男児が重傷を負った。

・2007年11月15日:
山西省太原市で、結婚を祝う爆竹を鳴らしたところ、
下水から漏れたとみられるガスに引火・爆発。
3人が死亡し、7人が負傷した。

・2009年1月2日:
男児が点火した爆竹を屎尿溜めに投げ込んだことで、メタンガスが爆発。
死傷者は出なかった。

・2009年1月9日:
吉林省吉林市で爆竹の日に汚水溜め内のメタンガスに引火・爆発。
汚水溜めのふたが吹き飛び、児童2人が負傷した。

・2009年1月21日:
内モンゴル自治区フフホト(呼和浩特市)で13歳の男児が爆竹で遊んでいたところ、
汚水溜め内のメタンガスに引火・爆発。
吹き飛んだ汚水溜めのふたが当り、男児は死亡した。

・2010年2月22日:
重慶市で児童が下水のマンホール近くで爆竹に点火したところ、
下水内のメタンガスに引火・爆発。
2カ所でマンホールのふたが吹き飛び、女性1人が負傷した。

・2010年2月28日:
重慶市で下水内で爆発が発生し、5カ所でマンホールのふたが吹き飛んだ。
マンホールのふたが通行人は乗用車に当り、負傷者が出た。
爆発の直前に「男の子が点火した爆竹を下水に投げ入れた」との目撃者がおり、
消防は爆竹の火がメタンガスに引火した疑いがあるとの見方を示した。

・2010年12月20日:
浙江省嘉興市で、児童数人が爆竹に点火して下水に投げ込んだ。
全員で様子を見ていたところ爆発し、負傷者が出た。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0131&f=national_0131_039.shtml

屎尿だめ爆発、3人負傷…清掃怠りメタン高濃度に

2011年2月10日午後
四川省巴中市のマンション敷地内で
屎尿(しにょう)だめが爆発。
屎尿だめの上部は厚さ約10センチメートルのコンクリート板で覆われていたが、
爆発で砕けて飛び散った。

近くの停車中の自動車2台も、コンクリートの破片などで破壊された。
コンクリートの裂け目からは2メートル前後の炎が噴出し、
その後には青い煙が大量に流れ出た。
同爆発で、近くで遊んでいた児童3人が負傷した。

清掃を怠(おこた)り、内部に高濃度のメタンガスがたまっていたとみられる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0216&f=national_0216_123.shtml

ガスボンベと爆竹が同時爆発

2011年2月8日午後4時ごろ
福建省福州市鼓楼区の住宅用ビルの1階にある雑貨店で
店主がたばこを吸いながらガスボンベの詰め替え業務を行っていたところ、
ガスボンベが爆発
爆音と同時に、巨大な炎が店から外の道路に向かって噴出。
同時に、商品だった大量の爆竹に引火し、爆発
店内は黒焦げになり、店主は顔や背中にやけどを負った

酒飲み、たばこ片手に大型爆竹扱う…爆発で男性重傷

2011年2月3日
北京市朝陽区で
3日の春節(旧正月)を祝うために、爆竹を鳴らそうとした男性が、
たばこを吸いながら右手に大型爆竹の束を持ち、
点火するために人々から少し離れた場所まで行き、
爆竹を地面に置こうと腰をかがめたとたんに爆発。
右手に重傷を負った。

男性は事前に「祝いの酒」を飲んでいた。
爆発の直前に「たばこを猛烈にふかした直後に爆発した」との証言があり、
たばこから落ちた火のついた灰が原因の可能性がある。

電磁調理器が爆発…「一生使っても壊れません」と販売

2011年1月
北京市内で、広東省に本社を置く家電メーカー「美的」製の
電磁調理器(IT調理器)の不具合を訴える消費者が相次いでいる。

2010年には、
使用後2年の同社製品が爆発した。
調理器の上に鍋を置いてスイッチを入れ、家族全員で隣室でテレビを見ていたら、爆発
大きな音に驚いて駆けつけると、電磁調理器の破片が飛び散り、
上部にあった棚も壊れ、調味料の容器が散乱していた。

同社の販売員は、
一生使っても壊れません」とのセールス・トークで電磁調理器などを販売していた。
信じて購入した人も多いという。

「美的」製の電磁調理器2008年にも爆発事故で問題になった。
同社は当初、「爆発事故で負傷者が出たのはデマ」などとの見方を示した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0127&f=national_0127_074.shtml

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美的

ガス充填所で爆発…火の玉と化したボンベが次々に空へ

2011年6月5日午前8時ごろ
昌平区陽坊鎮四家荘村にある北京四聯液化気供給ステーション(ガス充填所)にて
作業員が誤って漏らしたガスの濃度が徐々に上がり、
一定量に達してから静電気の火花で引火、爆発が発生
“火の玉”となったボンベが次々に打ちあがり、飛んだ
充填所の建物2棟は爆発で倒壊。
トラック1台とワゴン車1台が、「スクラップ同様」の姿になった。
一部は周辺民家の敷地内に落下した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0607&f=national_0607_197.shtml

道路工事でガス管傷つけ爆発、住民「たしか5度目かな」

2011年6月26日午後8時ごろ
湖南省天心区南路の工事現場で
道路工事中、重機1台が地下に敷設されていたガス管を傷つけたため、爆発
大音響とともに、地面の中から粉のようなものが吹き上がってきた。
警察やガス会社の職員がすぐに駆けつけ、
ガスの元栓を閉じたので、吹き上げる炎は消えた。
約50メートル離れた場所でも、強いガス臭がしたという。

近隣に住む住人によると、工事でガス爆発が発生したのは初めてではない。
「1回やってしまったというなら、仕方ないけどね。どうして2回も3回も繰りかえすんだろう」
ガス管を壊したのは、少なくとも4回か5回はあったね

消費者協会「ビール瓶危険、人の近くに置くな」=中国で事故多発

2011年6月26日
甘粛省蘭州市の消費者協会は
夏はビール瓶爆発の多発期」として、取り扱いに十分に注意するよう警告した。
栓を開けていないビールをテーブルの上に置く際には、
人の近くには置かないようにして、栓を開ける際にはなるべく体から離さねばならないという。

中国ではビール瓶の爆発事故が多発している。
回収して再利用する際に、「製造から2年まで」が望ましいとされているが、
実際には7年以上使われている場合も確認されており、爆発の危険が増大している。
また、ビール瓶には品質を保証する「B」の文字が側面の底部近くにあるはずだが、
「B」の文字がない瓶も大量に出回っている。


ビール瓶の取り扱い8ヶ条
  1. ・そっと手に取り、そっと置く
  2. ・揺すったりぶつけたりしない
  3. ・高温や日光が当る場所に放置しない
  4. ・急いで冷やしたい時でも冷凍庫には入れない
  5. ・栓抜き器を正しく使い、できるだけ人体から離して開ける。
  6. ・歯で栓を開けたり、手や箸やテーブルの角を使って開けてはならない
  7. ・開栓前のビールは食事中のテーブルや人の近くに置かないようにする
  8. ・栓をすぐに開けてすぐに飲んでしまうこと

以上を気を付けることで、爆発の危険性は減ります。


湖北省武漢市普仁医院の曹建平医師によると、
ビール瓶の爆発で負傷した人がほぼ毎日、運び込まれてくるという。

ジュースが爆発

2011年6月22日午前0時ごろ
安徽省合肥市内に住む女性の自宅の台所で
匯源果汁の清涼飲料の2.5リットル入り容器が爆発

「パン!」という音に驚いて駆けつけたところ、4本あったうちの1本の容器が裂けており、
内容物が天井に向かって吹きあがっていた。
“爆発”した容器は、開封前だった。
部屋中に内容物をまきちらし、容器に残ったのは3分の1ほどだったという。
匯源果汁は“爆発”した製品を調べたところ、
「本来は合肥市(のような大都市)向けの商品ではなく、
農村部や2、3線級都市向けの商品だった。
低コスト容器を使っており、流通の過程で細菌が繁殖して発酵したとみられる」と説明した。

匯源果汁の製品は2010年9月3日にも“爆発”を起こした。
山東省済南市に住む男性が
自宅の冷蔵庫にしまっておいた同社製の飲料を取り出したところ、
手の中で爆発した。男性はめがねが割れるなどで負傷した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0623&f=national_0623_185.shtml

買ってきたスイカが“爆発”…流通過程で「細工」の疑い

2011年6月20日夜
湖南省長沙市内に住む男性の自宅で
買ってきたばかりのスイカを、栓を開けた水道の蛇口の下に置いていたところ、
ほどなく「パン!」という音とともに果実全体が割れた

市民からは「水を注射したと思われるスイカを買った」との声が出ている。
「安いので買ったら、中が全部腐っていた。
調べたら、スイカのへた部分に、中に通じる小さな穴が開いていた」というものだ。
「スーパーのものは大丈夫。露店で売られているものは危ない」との指摘もある。

“消費者宅でスイカ爆発”の知らせを受けた長沙市開福区の工商部門は
翌日午前、男性がスイカを買ったという小売店を調査した。
水などを注入した形跡があるスイカはみつからなかったという。

調査担当者は「運送中に圧力を受けて穴が開いた可能性が高い。
もともと水分が多く、その部分に水がしみ込んでいるように見えたのだろう」との結論を下した。

調査担当者の調停で、
商店側は“爆発したスイカ”を買った男性に、代金の12元を戻すことになった。
商店経営者はいやがっていたが、「行政側の強い勧め」で、しぶしぶ金を渡した
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0623&f=national_0623_035.shtml

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