高速道路でトラック炎上、ブレーキも効かなくなり暴走

2011年7月5日午前8時40分ごろ
湖南省岳陽市内の高速道路で
自動車用の強化ガラス製品を運ぶ途中のトラックが炎上

運転手によると、
ボンネット部分から煙が出はじめたので「まずい」と思い急停車しようとしたが、
ブレーキが効かなくなっていたという。トラックはそのまま惰性で走り続けた。

しばらくして車が止まったので飛び降りた。
備え付けの消火器で火を消そうとしたが、炎の勢いは強くなるばかりだった。
消防が駆けつけたが、トラックは運転席部分と荷台の前半分が黒こげになった。

火災の原因は分かっていないが、
電気系統の故障か、タイヤが高温になり燃えだした可能性が高いという。

消火が終わるころ、現場近くで別のトラックの後輪2つが大きな音を立ててパンクした。
偶然とみられているが、
交通警察は「暑い季節に長距離を走行すると、タイヤのパンクが発生しやすくなる」として、
注意を促した。

消火用の水や消火器を装備するだけでなく、
走行前の点検や、時おり窓を開けて異臭が発生していないか確認することも有効で、
150キロメートル程度走行したら、できるかぎりいったんサービスエリアなどに車を停め、
異常がないか確認すると同時に、タイヤに水をかけて温度を下げてほしい」という。

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