「スイカ、熟れてるかな?」…客がそっと叩いたとたんに爆発

2011年7月
遼寧省鉄峰市に住む趙さんは、道端でスイカを売る露天商を見かけた。
買うつもりになり、「しっかり熟れているかな」と、スイカを指先で叩いた。
とたんに「ボン!」――。スイカは中味を飛び散らせて、「爆発」した。
遼瀋晩報が7日付で報じた。

趙さんは「スイカを買うときは、叩いてみるものだろう」と、あきれる。
決して力を入れたわけではなかった。軽くトントンと叩いただけだ。それだけで「爆発」。
趙さんは結局、バラバラになったスイカを買わされて、持ちかえることになった。

  趙さん以外にもスイカを爆発させてしまったという市民はいる。
今のスイカはちょっと叩いただけで、あっと言う間に地雷だよ。
おおっぴらにはできない事情があるんだろ。膨張剤なんか」と、疑心暗鬼だ。

一方、スイカ農家は「熟れすぎれば、スイカは『爆発』するもんだ」と説明。
「特に今の品種は皮が薄いからね。ちょっと叩いただけで、『爆発』しておかしくないよ
膨張剤の使用については、
「この地方じゃ使ってないよ。スイカの外側の緑色を見てくれ。
薬を使ったんじゃ、こうはならない。スイカそのものは正常さ」と主張する。

スイカの販売業者も「爆発するぐらいのスイカが、甘くておいしい」と説明。
農業の専門家は「膨張剤は、スイカがまだ小さい時期に使用する。
正しく使えば熟す前に膨張剤の成分はなくなり、人体への影響はなくなる」と説明。
「使用法を理解せず、収穫直前に使えば、『爆発』を促進することはありえる」という。
記者が、趙さんからの情報をもとに、
スイカを爆発させてしまったという露天商を訪れてみたところ、
スイカを叩かないでください。爆発に注意」と、顧客に注意を促す貼り紙があった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000015-scn-cn

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