化学薬品販売店が早朝爆発…シャッター吹き飛ばし炎が噴出

2011年8月30日午前5時ごろ
深セン市龍崗区横崗保安村内にある
3階建て住宅ビルの1階にある、化学薬品・機器を売る店舗にて爆発が発生

同ビルの住人は、ぐっすりと寝ていたところ、爆発音で叩き起こされた。
様子を見ようと急いで建物の外に出ると、自分の住む部屋の下の店が燃えていた。
「しばらくすると、店内で再び猛烈な爆発音がして、
シャッターがばらばらになって、外に噴き飛ばされた」という。

店から噴出した炎は、路上駐車していた自動車2台にも、燃え移った。
店舗内に人はいなかった。
2階と3階の住人全員が急いで建物外に逃げた。
住民が避難してから約10分後に消防が到着して消火活動を始めた。
消火活動中も、店内で繰り返し爆発が発生した。

店の経営者や従業員も駆けつけ、爆発の合間を縫っては、危険な薬品を店舗外に運び出した。

あたりには、強烈な化学薬品臭がただよった。
店舗から約100メートル離れた場所でも臭ったという。気分が悪くなった住人もいた。

店経営者は、
気温が高かったので、店内に置いていた化学薬品が爆発炎上したのだろう」と述べた。

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